生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

ボンボクラはジャマイカのパトワ特有の罵声ですが語源は生理用ナプキンです

風邪である、風邪でも納期は変わらないのである。
学生の頃は風邪をひけば休む大義名分が得られた。
中高生の頃はテストが容赦なく迫ってきたが、小学生の頃は休んでも授業が簡単なのでさほど困ったことがない。
強いて言えば理科の授業が月の満ち欠けなど天文の話だった頃サボったせいでいまでも月についての知識が欠けていることだろうか。あれは困っている。
納期が待ってくれなくとも風邪なのだから休んで治した方が早いのであり、休める身分の時は盛大に休む。
あまり液晶を見るのも良くないのでぼーっとしていたり管を巻いたり新聞に目を通したりする寝たりして過ごす。全く信用のならない一分間体温計と五分も十分も睨めっこして過ごす。無駄だ。
呼吸器科の医者へ行くが体調が悪いので風邪薬も出してもらう。咳止めも解熱剤も風邪を治す効果はないので葛根湯を頼めば良かったと思うがいたしかたない。
結局できることといえば楽にすること、適度な栄養と水分をとって環境を整えることしかない。
民間療法の中で一番信憑性の高そうなビタミンCの摂取だけはやってみようかと医者へ行く途中ドラッグストアへ寄るが、ビタミンCのサプリを買うのがバカバカしくなってビタミンCの入ったキャンディを買う。2時間で尿になって排出されるのなら1粒に何千ミリも入っている必要はないのだ。
帰宅後もレモンキャンディを食べながらボンクラとして過ごす。図書館で借りたパーセルテレマンを聴いても自身がボンクラであることに変わりはない。ボンボクラ。