生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

ライフゴーズオン太郎

ヘッセの「車輪の下」を読む高校生だった頃、完全にハンスと自分が重なって俺もこうやって惨めに死んでゆくのなら若いうちに死んでおきたいと思っていたことを思い出した。

「少年の日の思い出」の朗読をラジオでやっていたからだ。

思い出したところでどうというわけではないが、若くして死ぬこともせず27クラブに入ることもなくのうのうと生きながらえており、煉獄はまだ続くのであろうなということをふと考えてはげんなりしたり受け入れる他あるまいと気を改めたりするのであった。