生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

サーモンラン、ヒエロニムス・ボス、甜麺醤

九月十八日、晴れ。

台風一過だったのだが、ダラダラとサーモンランなどをうっかりして過ごす。

Bunkamuraにて行われている「ベルギー奇想の系譜展」へ行く。

ヒエロニムス・ボスのオリジナルは置かれていなかったがボスの絵を版画家したもの、ボス死後再評価の頃のボス派の作品、ボスと同時代同作風であり恐らく同じ工房で作られたであろう作品、そして近世へと飛びマルグリットなどにたどり着き、その先の現代作家まで、フランドル地方、ベルギーの奇妙な作品が並ぶ。

ボードレールと親交の深かったフェリシアン・ロップスの作品などは初めて観たが死や退廃をテーマにしつつも描き方が小粋で厭味のない素晴らしい作品たちであった。

帰宅後、豚バラ肉とナスの中華炒めを作る。クックドゥを使うのは何かが癪だったので甜麺醤を中心に自身で味付けをしてみるが思いの外上手くいく。まだまだ中華は研究の余地がある。