三月九日、雨のち曇り。
昨日の筋トレと深夜リテイクでめっちゃ起きるのが辛い。
勤労。
レントゲン・ポルノ、バクテリアの執筆した小説、コンピューターによる文学、未来の事象まで記載された百科事典の広告、そしてシンギュラリティ後のコンピューターによる人類に対する講義録「GOLEM XIV」
すべて未来の書物、そして「GOELM XIV」の講義録本編以外は全て未来の書物の前書きや序文である。読むエネルギー、作者の込めた力も「GOLEM XIV」がダントツであり、他はオモシロSFといった具合であった。ポーランドのオリジナル版では別の本に収録されているらしい。とにかく「GOLEM XIV」の人間や人間の知性という概念に人智を超えた存在が殴りかかってくるパワーが圧倒的であった。もしかしたら『ソラリス』などを読んで肩慣らしをしてから挑むべきだったのかもしれない。
虚数 (文学の冒険シリーズ)
posted with amazlet at 18.03.09