生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

城攻めという名の登山

三月十七日、晴れ。

6時ぐらいに叩き起こされて車で金沢へ。祖母の四十九日である。

布団の中で爆睡ワープを発揮して14時頃到着。次いで買い出し等。

金沢の家には二ヶ月間誰も住んでいなかったので換気と掃除を行う。埃がすごい。日本海側なのでカビやハウスダストもすごい。

ガラス戸の廊下(縁側のような)のフローリングの塗装が剥げている。ワックスをかけるがこれはワックス以前にニスか何かから書け直さないとダメなレベルでコーティングが剥げている。

 

若干の時間的猶予が生まれたのでいつも行けなかった高尾城址へ行く。

加賀の守護大名富樫政親一向一揆攻めで自害した場所であり、恐らくその後加賀一向一揆勢が織田軍柴田勝家に抗戦した場所でもある。あるのだがほとんど戦後に土を削り取られて表側に遺構と呼べるような場所はないただの山になっていた。搦手には遺構があるのだろうがそちらは人の入れない竹林となっていたので断念。かつて見張り台だったであろう頂上から金沢の町と日本海を眺めた後帰る。

 

なんだか早寝する気力も気分もなく、Eテレの「100分 de メディア論」などを観る。

高橋源一郎が「一九八四年」の紹介をしていて現実で既に存在する二重思考などについて語っている。源ちゃんの語りは面白い。思いっきり左ではあるが。