五月十四日、曇り。
昨日聞いた訃報をひきずって、あるいは気の緩みによって起床が億劫に。
SNSを眺めるのが嫌になり、嫌なことを忘れたくなってSNSを見て現実逃避を行い、SNSを見ている現実に気付いて嫌になる。嫌になって最大の理性を使ってできることは漫画か活字を読むことである。文字にしてみるとなんとも愚かしい。
午前中に配達が届くことがしばしばあるため、案外うかうか二度寝もしていられない。
更に言うなら眠いようで睡眠時間が足りていることもあり、本当に眠いかも定かではない。
運動をしたいが腕が痛いので筋トレへは行けない。他の運動方法を見つけて習慣化しなければなるまい。
そのような具合で午後は悪夢にうなされ、取引先からの電話で起きるというのはなかなか目覚めが悪い。
細々としたやらねばならない仕事の一つである再セルフTDマスタリングをやって何が正しいかわからなくなる。おまけにCPUは処理落ちを始める。
コンプと真面目に向き合ってこなかった罪を背負っている。音圧戦争は終わったんだ。
ほどほどのところで折り合いをつけて、皿を洗って夕食の麻婆豆腐を作る。
ちょっと濃すぎるのではないかという味付けにするとご飯との相性が良くなるので少し怯むぐらいに調味料を入れるのが麻婆豆腐の大切なところだ。豆鼓やにんにくの芽を入れる正しいタイミングがわからない。陳建一のレシピだけで3バージョン程あってそれぞれ言っていることが少しずつ違うので混乱する。
『Marie Carmen Koppel/Mads Bærentzen/Peter Vuust / Carl Nielsen - Sange』(2004)
デンマーク人ジャズベーシストPeter Vuustの参加音源を探して到着。
他のメンバーが何者なのかまったく知らず、恐らく全員デンマーク人によるジャズアルバムなのだという程度の情報しか軽く検索をかけた程度しかわからない。
一昔前に流行った北欧ジャズの佳作の一つという具合。メシを作りながらなので真剣に聴いていない。