生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

かけ録りとトム・ウェイツ

十月十九日、曇り。

9時の目覚まし、眠い。

米を食って味噌汁を吸って足りなかったのでオールブランを流し込む。

まず野方へ。NEVE1037とUA1176のクローンが導入されており、何も分からぬままかけ録りを行う。

かけ録りを適当にやったまま代々木八幡へ移動、今度はベースを引く。思っていたより弾けたのでビックリする。もっと指が痛くなるとばかり思っていた。

帰宅、文喫に寄ってMBPでBlenderをいじれないかと思うがタッチパッドで3Dをいじるのはとても難しい。代わりに『チャーリー・パーカーの技法』の立ち読みなどをする。画期的ではあると同時に狂った本であるとしか言いようがない。

まもなく閉店するという話を聞きつけてカプリチョーザでパスタを食らう。やはり美味い。経営や採算なのだろうか。減ってゆくのがかなしい。

VRChatへログイン、ろぽりちゃん集会へ。改変間に合わなかったが。たのしかったね。

明日は現実に戻って仕事をします。

 

聴いた。かけ録りなどの取り返しのつかない録音方法について調べていたらTom Waitsの99年のアルバム、Mule Variationsにたどり着く。グラミーのベスト・コンテンポラリー・フォーク・アルバム部門受賞。納屋で録音を行い、エンジニアを入れず、機材に慣れないようにすべて1~2テイクで録音されたとかなんとか。そういった不可逆なアプローチも唯一無二の音楽を作る時の手段として有効なものなのだろう。音楽に合わせてタイミングよくニワトリは鳴いてくれない。Chocolate Jesusを聴いてくれ。