生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

三代目山口組を借りてきました

一月一日、晴れ。

元旦からブレーカーが落ちている。アンペアを上げなければいかんな。

雑煮でも作ってみるかと出汁を取るのだが、花鰹がない。賞味期限の切れたハナマサ節を昆布出汁にねじ込んだ結果黒くて雑味のある出汁が生まれる。酒醤油みりんを入れると見事なめんつゆが誕生。『2人のローマ教皇』を観ながら食う。

三つ葉も柚子もないまま餅だけを浮かべ、年越し蕎麦の蕎麦抜きのようなものを2020年最初の食事としていただく。

さすがに足りなさすぎる、具を買いに行こうと最寄り駅へ。三つ葉もある、柚子もある。かまぼこもある。正月らしいものが揃って嬉しい。

駅前にTSUTAYAがあり、ネットが貧弱で夜何も観られなくなる対策のためにDVDやBDを借りる。

帰宅夕方、『タクシードライバー』を半分観て気絶。気絶後に『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』を垂れ流しにしつつ雑煮の具を作る。ライ・クーダーも72歳、当時共演したキューバの御老公たちと同じ年齢になってきているのだと思うと感慨深い。

一年の計は元旦にありと言うが、元旦はブレーカーが落ちたり出汁をとっていたら終わった。今年はどうなることやら。