生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

寝不足ででずっぱりだと大変なことになる

一月十五日、曇り時々雨。

メドベージェフ首相が内閣総辞職表明。

首肩の凝りとムズムズで眠れなくなる。リングフィットアドベンチャーをやりすぎたか?

仕方がないので枕元に置いていた『青い春を数えて』を読み始める。最初の30ページで強いアニメ7話分ぐらいの力で殴られる。作中に登場するちょっとした小物、さりげない情景描写が全て主人公のコンプレックスの隠喩として立ち上がってきて総出で殴りかかってくる。武田綾乃の本を読むのは初めてなのだが、この日本語のやわらかさと幅広さによる圧倒的な表現力は何だ?第一ラウンド、私はガニ股でリングに倒れています。

結局4時か5時まで寝付けず、8時には目覚ましが鳴り始め、朦朧としたまま9時に置きて本郷へ。

医者、蕎麦、古本屋。このルーティンは保ってゆきたい。伊藤計劃のハーモニーが200円、銃・病原菌・鉄の上下巻セットを店主と交渉および雑談をしたら350円。品揃えはしっかりしつつ適度に隙がある置き方なので毎度毎度来る楽しみがある。神保町の本屋たちも品揃えは間違いないのだが価格設定に隙がないので面白みに欠ける。

荷物たちを14~16時に時間指定していたため帰宅、16時に出て次の用事が17時……と思っていたのだが16時からの用事だったため、15時前に家を出て何も受け取れずに終わる。何のために家に戻ったのか、都心に二回出る羽目になったではないかとボヤく己を宥めながら原宿へ。

打ち合わせ、若干尻切れトンボになるが概ねOKで次が見えてくる。あとは今週後半の時間をどう配分してゆくかだ。

電車の中で『チェンソーマン』を読み始める。週刊誌の漫画は刊行ペースが早く、気がつくと20巻ほど出ていて追いつくには負担が大きい……ということが起こりがちなのだが幸いまだ5巻までなので追いつくことが可能。鬼滅の刃は追いつけるか怪しい、ヒロアカは諦めている。

寝不足と電車の掛け合わせでグロッキーな肉体と精神のハイブリッドシステムが完成、二度目の帰路は死に体。死んだ目で足りなくなった食材を購入した後帰宅。アミノ酸タブレットをボリボリ食べてからベッドに飛び込む。

フラフラと置きて夕食、レトルトカレーとサラダ二日目。『映像研には手を出すな!』と『推しが武道館いってくれたら死ぬ』を観る。ハチャメチャに面白い。良いアニメが多いと心がほくほくする。

あまりに首肩の凝りがひどいのでリングフィットアドベンチャーはお休み、ストレッチを行う。

 

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この前(昨年末)ディスクユニオンで買った『村田和人 / ひとかけらの夏』

山下達郎が以前のサンデーソングブックのレスポール特集回で「台風ドライブ」をかけていて非常に気に入ったのだがサブスクにはないのでCDを購入。爽やかだが暑苦しくないロック。山下達郎プロデュースの力によるところも大きいのだろう、リード曲「一本の音楽」はもはや歌以外山下達郎ではないかとツッコミを入れたくなる。主に「ポケットに入れて~」の「てヘェ~」の跳躍と声の裏返し方がなのだが。

「台風ドライブ」の方はギターのピッチが低いのか、マスターテープがヨレているのかわからないが、どこかでピッチがズレて音像やリズム、視界が歪むようなサウンドになっているがそれもまた夏の蜃気楼のようで魅力的に聴こえてくる。