生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

MXR Phase 90の片隅に

一月二十二日、曇り。

朴璐美山路和弘が結婚。LiSAと鈴木達央が結婚。めでたい。

深夜のテンションでMXR Dyna CompとPhase 90をポチってしまった。

Phase 90の現行品と当時(ヴィンテージ)で回路が違うのは罠でしょう。簡単なModで解決できるらしいので届いたらハンダゴテで改造しよう。

マイナンバーを裏表ともにスキャンして印刷してハサミで切って糊で貼って封筒に入れてポストに投函するというこの時期お約束の虚無の作業を行う。虚無虚無の虚無。

今日は仕事をしないぞという強い意志、別に強くないが。『この世界のさらにいくつもの片隅に』のチケットをとって劇場へ。250カットの追加、編集によってキャラクターの関係の立ち上がり方がまったく違う映画になる。片淵監督の情熱、もしくは執念の力を感じた。なんて残酷で冷酷なんだと思わず叫びたくなるほどに生々しい喜びや苦しみ、言葉にできない入り乱れた感情を持つ登場人物たち。彼、彼女たちはフィクションの存在だというのに、すぐそこにいる。

食材の買い出しをしながら帰宅。昼食を食べそびれたまま16時になってしまい、へとへとになる。100円引きのパック寿司を食べるささやかな喜び。こんな幸せを大切にしたい。

出汁から和食を作る。非常にめんどくさい。絶対毎日和食作ったりしたくない。しかもみりんを入れると全部みりんの風味になってしまうので酒醤油みりんのワンパターンは避ける必要がある。梅肉だとかすまし汁だとか、そういうものを挟むと良いのだろうな。

引っ越しのダンボールをひとつかみ担いで捨てる、封筒をポストへねじ込む、リングフィットアドベンチャーする。今日は仕事しない。良い一日だった。

 

ピンク・フロイドというとまず『狂気』ことDarkside Of The Moonが名盤として紹介されがちなのだが、どうも自分はロジャー・ウォーターズアラン・パーソンズによる実験的なサウンド部分よりもデヴィッド・ギルモアによるブルージーな泣きのギターの輝きに惹かれてしまう。となると『炎〜あなたがここにいてほしい』に軍配が上がる。

というか、昨日このPhaser比較動画を見てShine On You Crazy Diamondの例のフレーズを聴いた瞬間「ア゛ッ」となってしまった。なってしまったので、つまりそういうことなのである。

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