生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

雨とシティ・ポップとパラサイト

一月二十八日、雨。

らーめん才遊記のドラマ化でラーメンハゲ女体化の話で賑わうTwitter、極めて平和。

8時半起床。渋谷へ繰り出すのだが用事は明日であったことに電車の中で気付く。ただ引き返すのも癪なので映画を見に行くかと切り替え、メイドインアビスとパラサイトのどちらかで迷ったが上映時間が近かったパラサイトにする。

『ジョーカー』を見に行けていないのだが悲しいのだが、『万引き家族』と並べて語られることも非常に合点が行く。そして格差と貧困の中の家族の絆というものをテーマとしていながらその力の向かう方向が対照的である。ディティールの細かさによって出る生活の生々しさ、それによって生じる登場人物たちへの感情移入。持つ者、持たざる者どちらの気持ちも理解できるがゆえにその後の展開が辛く、暗いものへとなってゆく。後半の観客の引きつけ方はシットコムのようでいてサスペンスホラーのようでもある、この辺りのクドいほどの牽引力は監督のカラーなのだろうか。観終えた後のやりきれなさ、この映画が面白いのは理解できるが他の観客はどのような気持ちでこの映画を他人に伝えるのだろうか。

レコファンのエサ箱漁りなどを経て帰宅、仕事を頑張ろうと思っていたが低気圧で活動限界。茶を飲んで小腹を満たした後ダウン。

起きて夕食、映像研、リングフィットアドベンチャー。今日はおしまい。

 

松下誠ワークスを中心に片っ端から80年代シティ・ポップを聴いてゆく。

FIRST LIGHTの再評価は非常に高いので説明は他に譲るとして、濱田金吾の『ハート・カクテル』などはまったく知らなかったが非常に良い。

松下誠1st 2ndはCDで購入。すぐ売り切れてプレミアがつく予感がしたので……