生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

ブラコン和ブギーとSibelius

一月二十九日、晴れ。

昨日の寒さが嘘のように春の天気。

8時半の目覚まし、今度こそ午前中の用事。山手線がハチャメチャに壊滅している。

そのまま映画館へ行こうか少し迷ったのだが、もう今日は余計な電車に乗りたくなかったので帰宅。

何ヶ月も前に半分以上観たまま放置していた『デトロイト』を観終える。実際にあったデトロイト暴動とアルジェ・モーテル事件を元にしたフィクション。事件の真相はわからないが、少なくとも劇中で描かれているエピソードはやりきれない。

ウィル・ポールターの演じるクラウス警官の絵に書いたような生意気で差別主義者で小賢しい白人としての役回りがすごい。とても『ブラック・ミラー:バンダースナッチ』で天才ゲーム開発者を演じていた人間と同じとは思えない。

ギターマガジン1月号がなかなか読み終わらない、紹介されているアルバムを片っ端からSpotify上で探してプレイリストに放り込んでゆく。80年代のギターがライン録音であることを知らなかった。ラック機材(YAMAHA SPX-90)などのコーラスでデチューンしてステレオに振っていることも最近知ったばかりであった。まだまだ知らない録音と音作りが沢山存在している。この時代のプリアンプなども中古やジャンクでまだ入手可能だが、ラック機材となるとコンパクトエフェクターと違いたちまち情報が少なくなってしまう。ラック機材の情報も増えると良いのだが。

Sibelius Ultimateをインストールする。音源が30GBほどあって解凍をとても気長に待つ。Sibelius 6の頃のもっさりとした動作は解決したのだが直感的でないUIは相変わらずなようだ。そもそもクラシックの作曲をしてスコアを書く人間のためのソフトであるからMIDIを流し込んでチョイチョイと歌詞やコードを乗っけるだけの人間に適切かというとそれも怪しいのだが。ワチャワチャしていたら完成に至らず。

メシのことを思い出す。小松菜と豚の卵炒め、豆腐と三つ葉の味噌汁。ガバガバ買ってきた葉物をうまく使い分けている。しめしめ。

 

マクロスMACROSS 82-99 - Jutsu」のサンプリング元としての再評価が恐らく強いのだろう。鳥山雄司芳野藤丸の二人のカッティングギターはブラコン、和ブギーとしてのクオリティが非常に高い。「SUNDAY BRUNCH」と「誕生日はマイナス1」の二曲のヤバさ。この辺りの曲がその後のドリカムなどと地続きなのだとようやく認識できてきた。80年代後半の音楽のアクセスの難しさよ。

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