生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

アンプとふれあう、アンプをたのしむ

三月三十一日、曇り。

ヤフオクでうっかり落札してしまったSUNN Tube Lead 12が届く。

80年代後半、Fenderに買収されOEM生産をしていた時期であるため、中身はFender Champ 12と同じである。それでいてSUNN O)))の例のロゴである。そしてフルチューブアンプ。最高。クリーントーンフェンダーのあの系統の音が、歪ませるとFender The Twin(アベフトシ)のような音が出る。最高。

今まで触っていたトランジスタのアンプとは鳴りからタッチレンスポンスまで何もかも違うのでギターを触るのが3倍は楽しくなってしまい、四六時中ギターをいじるかギターのことを調べているかで一日終わる。

途中いろいろな雑務をこなすために活を入れようとドクペを飲んだのだがカフェインで焦燥感だけが増えるバッドに入って捗らなくなる。

結果的にギターを弾いて、今日はギターを弾く日なのだと自分を説得しておしまい。

Amazonプライムビデオでブロークバック・マウンテンが見られるのが今日までだったので慌てて観る。時代によって結ばれなかった二人のゲイのカウボーイのほろ苦いストーリーなのだが、やはりヒース・レジャーの演技がすごい。物語の後半になるほどストーリーを巻き込んで重みと説得力が雪だるま式に強くなってゆく。終盤、そこには渋yくてキツい人生を送ってきた50手前のオッサンがいる。演じているのは25歳のヒース・レジャーなのだが、何をどう見てもそこには50手前のオッサンなのだ。このオッサンパワーによってこの映画の全てが立ち上がる。本当に惜しい俳優を亡くした。すばらしい作品を残してくれてありがとう。

少し気が抜けてる

三月三十日、曇り。

平常運転。今日も小池都知事の記者会見が行われたが、これといって具体的な表明はされなかった。都民の緊張感を出すためなのだろうか。

アリス・ギア・アイギスに120円だけ課金してしまう。120円は無料。

運指練習を始める。やはりギターの基礎練、中指薬指をしっかり動くように。

作りかけだったトラックをとりあえずフル尺にする。もう一捻り必要な気もするのだが、新しいのをもう一曲作った方が良いかもしれない。

新しいのを作るぞーという気持ちだけあったのだが、今日は気持ちだけで終わる。

 

ブルースギタリストの三大キング、今までなんとなく聴いてきたけれどそれぞれの違いを認識しているかというとそれほどハッキリ説明できるほどでもないな……あいつら歌も歌うし……と思いアルバート・キングを上から順に再生する。

1974年、北のモータウンと対をなす南のSTAXからリリースしたアルバム。

バックバンドのメンバー個々の詳細が書かれていないがThe Bar-Kays & The Movementとあるのでバーケイズの面々なのだろう。Booker T. & The M.G'sしかSTAXを認識していなくてお恥ずかしい。オーティス・レディングの飛行機事故以降なのでアイザック・ヘイズのバックバンドの面々かと思われる。

重くてタイトなワンドロップのビート、レゲエ混じりの激重ファンクの上でアルバート・キングの泣きのギターが遠くから聴こえてくる。アルバート・キングが右利きのギターを弦逆さにしないまま左手で構えて弾いてたことも始めて知りましたわ。チューニングもダルダルなのでチョーキングの幅や表情が広くてそれ一発で勝負している。テクニカルなフレーズなし、超ブルース。

基本的には家に引きこもって作曲をし、合間合間にメシを作ったりゲームをしている

三月二十九日、雪。

春だというのに、雪である。桜が満開の中の雪である。現実がフィクションを超えてしまった。

寒い。寒いのでやる気の立ち上がりが遅い。

ライブハウス、クラブ、劇場の助成金交付嘆願所に署名する。インターネットで憤っているだけでは何も生まれない。行動が伴って始めて意味がある。意味もなく憤るのはよそう。

甘いものを食べたり、風呂の湯を汲んで入ったりなんとかやる気の立ち上げを促す。

別アレンジバージョンを作るのだ、作るのだと言い聞かせながらDAWに張り付く。

腹が減っており、冷蔵庫に巨大な白菜があるため大量の白菜で鍋を作る。昼飯(夕方)にする。夕食(夜)にもなる。

別アレンジをなんとか完成させ、あずきのチカラで目を癒している間に気絶。

起床して夕食。100de名著、ルソーの「エミール」の回を見終える。なかなかこじれた著者ゆえにこれも著者と時代のバックグランドや意図を読み取る情報が必要な本であることが分かった。その上であれば楽しく読めるかもしれない。

デイリー周回、イベント周回、風呂。

世の中も大事だが目の前の現実も大事

二月二十八日、曇り。

とても生暖かい。ボンヤリとした春、気温だけで言えば初夏。そういう空気である。

昨日のDAWでノイズが乗る問題を様々な試行錯誤の末に解決する。しかし48kHzから96kHzにしてみたら更に思い。いけるのか。

書き出しには成功。その後なのだが。

わりと脱線して世の中のことを考えるかしょうもないインターネットをしている時間が長かったような気がしないでもない。

首相会見を見る。肯定的に言えば国民むやみに不安に駆り立てないよう最大限言葉遣いに気をつけている。否定的に言えば話がボンヤリとしていて何を述べたいのかが掴みづらく、ほぼ何も言っていないに等しい。

昨日買ったイワシを塩焼きにして食う。美味い。もう少しイワシのレパートリーを増やさねば。アジも。魚全般の調理スキルを上げていきたい。

米を炊いたり魚を焼いたりするのも立派な生活である。ソシャゲをするのが生活であるかは怪しい。

フルチューブのアンプを欲しいなぁ欲しいなぁと思っていたのだが、どうせ競り合って買えなだろうと思っていたものが落札できてしまう。ウワー。楽しみで嬉しい反面、金を稼ぎ、ほどほどに節制しなくてはという焦り。

スマホを見ているかDAWに張り付いているかの二択起き攻め

三月二十七日、曇り。

ボリス・ジョンソン新型コロナウイルスに感染、コミケ中止。卵を買えないトム・ホランドがニワトリを飼い始める。知人の家庭で子が生まれる。めでたい。

午前10時過ぎ起床。

メシを食いながらNHKオンデマンドを見る間、iPhoneをPCに繋いで手の届かない場所に置いておく。番組の内容が頭に入ってくる。目は疲れない。メリハリが生まれる。わかっていたのだがメリハリを殺す最大の原因はスマホであることが判明する。

腰が重いメールを書いたり、切手を貼って送らなければならない物理的な手紙を出したり、精神消耗の大きい事務仕事をまず片付ける。

昨日やりかけだったボーカルエディットとミックスダウンを再開。なるべく集中。集中力が切れたら昼飯、食材の買い出しなどを挟んで切り替え。

卵とアイスを買いにスーパーへ行くとミネラルウォーター買い占めおじさんを見る。地震や台風のような天災であれば水が切れるリスクもわかるのだが、疫病でミネラルウォーターを買い占めるというのは不思議である。やはり井戸水が飲めなくなるのだろうか。

自分のミックスでPultec系のパッシブ・イコライザーが始めて活躍する。買っておいて良かったTube-Techのバンドル。WavesのPultecより使いやくていい感じの音がする。

終盤になるとプラグインたちが重くなって1アクションに時間がかかる。書き出すとノイズが乗る。ノイズの原因で四苦八苦するが毎回書き出しが遅いので確認までの1ルーチンが長い。地獄。ほどほどで切り上げて晩飯。

100分de名著の罪と罰の回を見終える。上巻だけ読んだところで時代性や隠喩などが拾えないままロシア人の人名と人間関係の複雑さを把握するだけでいっぱいいっぱいになっていたので、ドストエフスキー本人のバックグラウンドや当時の帝政ロシア末期の時代性の解説があったのは非常に有り難い。下巻を読める気がしてきた。

ひとまず曲を出して、リングフィットアドベンチャー。ちょっとだけアリスギア、風呂。寝よう。

のびのびする日はたいせつ

三月二十六日、晴れ。

和牛の商品券というトンチキな騒ぎの翌日に「魚介類もないとバランスが悪い」という更にトンチキな話が現れる。

11時過ぎ起床。

年に一度の内藤さんと蕎麦を食べる日であることを思い出す。間に合って良かった。

人と会わないでいて参っていたフシがあるのでこういうイベントは有り難い。

不要不急の外出だ!と不謹慎なウキウキを抱えながら赤坂へ。東京駅のオリンピックカウントダウン時計が残り120日をカウントしている。終末感があって楽しい。

赤坂砂場で年に一度のあられそばを食べる会決行。とても楽しくなってしまう。

酔っ払って気の置けない人と話すのはやはり良い。とても良い……

メシの話、アニメの話、本当にとりとめのないことを好きなように話すことの大切さよ。

ついでに肉のハナマサ赤坂店をひやかしてみるとものの見事に麺、米、水が消えている。これが行動心理学。

ほろ酔いで帰宅。わりと正気。

米を炊いて100分de名著観る。あれ?

 

先日行った蒲田のレコ屋でおそらくAnthology 2がかかっていて「あれ、Taxmanのギターってこんなの鳴ってたっけ?」「Elenor Rigbyのインストなんかあったのか!」などと驚いたので改めて聴く。ビートルマニアと言うほどビートルズを聴き込んでいなかった人間なのでそもそも正規バージョンとの違いがわからない曲も山程あるのだが、Strawberry Fields Foreverが少しずつ完成していく様(ギター一本のデモ時点ではキーも違うしダウナー感もサイケ感もなく、オリジナルほどの魅力はない)やPenny Laneであの有名なピッコロトランペットが鳴っていない間奏など、何がビートルズサウンドを素晴らしいものたらしめているのかを一つずつ気付くことができるとても有り難い企画であるなと改めて思った次第。

平常運転です

三月二十五日、晴れ。

都知事が直々に会見をしたり、志村けんチャールズ皇太子新型コロナウイルスに感染したと報道され、なんだか物々しい雰囲気が漂ってくる。血税を和牛商品券などにして還してくれるらしい。

10時過ぎぐらいに起床。昨夜ビートルズの本を読んで夜更しをしてしまった。

FGOバビロニアをみながら朝飯。

「なめらかな世界と、その敵」を読みながらひなたぼっこ。

某フィギュアをポチってしまう。罪悪感のような危機感のようなものに襲われて仕事を始める。お陰で捗る。

Revoice Pro 4の出番がついに来たかと思って起動したのだが、VSTでの連携がAbleton非対応で泣く。スタンドアロンであれば動くのだが、UIがAuto-Tune系統なのでMelodyneに親しんできた人間にはとっつきづらい。タイミング揃えや微調整だけRevoiceを使っていこう。ダブリングも作れるらしいし。

バビロニア完走。雑なメシを食う。昼はニラ玉。夜はチキンラーメン。朝は忘れた。