生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

新・平家物語(十) 著:吉川英治

新・平家物語(十) (吉川英治歴史時代文庫)

新・平家物語(十) (吉川英治歴史時代文庫)

長いよう。木曽義仲の滅亡と源義経の上洛、平家討伐に向けた出陣まで。
木曽義仲が主役としての魅力に一枚劣る人物で、そこを女たちの戦いで埋めようとしているのはわかるのだがやはりダルい。結構なダルさだった。主人公がずっと呂布三国志を一冊分読まされるような感じだ。
恐らくここから終盤に向けて盛り上がってゆくのだろうけれど一旦休憩。