生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

ザ・ラストデイオブ京都

八月九日、晴れ。

京都最終日、いよいよ台風が去ってカンカン照りの盆地オーブンが復活する。

どこへ行こうか迷ったのだが一度も行けていない慈照寺銀閣寺)へ。

たしかに月夜を眺めるために作られた侘びた寺なので昼間に眺めると間抜けであることこの上ない。だが五時には追い出されるというのはいささか理不尽である。

石庭も台風で荒れていたのか職人の方々が補修工事を行なっていた。中から地蜂がデたり入ったりしていたのは中々シュールであった。

その後たまこまーけっと聖地巡礼のため出町桝形商店街へ。星とピエロのモデルになった華波はもうないのだが、その跡地に新たなカフェS.O.U.という店ができていたのでそこで昼食。華波時代のノートなども置いてあり有り難い。色々調べてこの商店街は鯖街道の終着地点であったことを知る。だから商店街に魚がぶら下がっていたのか。

たまこの実家こと出町柳ふたばで豆餅を大量購入、鴨川デルタで食う。この日の鴨川は台風の名残で増水しており、靴を脱がないと飛び石を無事に渡れない水位になっていたのだがそれが逆に若者たちのちょっとした水遊び欲を誘って人の多いこと。漏れなく混ざってかたじけねぇポイントを探したのだが。

なんだかんだで16時になり、帰路へ。伊勢湾岸で渋滞に巻き込まれ、東名はトラックに囲まれて地獄のような帰路となる。