生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

武か数寄か、それが問題に御座る

三月二十三日、晴れ。

11時半起床。

インターネットばかりしている自分に嫌気が差したので借りてきた『へうげもの』の後半を一気読みする。

かくして古田織部は腹を切り織部好みの時代が終わった。信長が真っ二つになり、加藤清正ロケットパンチを撃つ超鋭角歴史解釈が終わる。終盤は「ひょうげ力」という単語が登場して死の危機や幕府のバランスをひょうげ力で切り抜けるようになり、もはやセクシーコマンドーが行われているのではないかと疑うレベル。

ラスボスでありヒロインと化した徳川家康を最後の最後で笑わせ、最終話で乙な幕引き。気付けば25巻、壮大な漫画だった。

へうげもの(25) (モーニング KC)
山田 芳裕
講談社 (2018-01-23)
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