一月三十日、晴れ。
昨日から引き続き腹と頭が痛い。なるべく液晶を避けて活字を読んで過ごす。
サピエンス全史(下)を読み終える。種の繁栄と個の幸福、最終的には遺伝子組み換えやサイボーグ化などにまで話が及び、感想はまとめるまで待って欲しい。現人類は本当に幸福なのか?という疑問だけが絶えず湧き上がってくる。
サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福
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活字を読む脳が死に始めたので漫画を取り出して大砲とスタンプを読む。
6巻の終わりから物語が畳み掛け始め、いよいよ終盤に差し掛かり、のほほんとした絵柄作風のまま戦争が生み出すものに対する重さや暗さを突きつけられてゆく。作者速水螺旋人はミリオタを「因果な商売」と言っていた気がするが、その業に対して目を背けず向き合いながら自分の空想世界を描き続けることでこの作品が名作へ昇華されてゆくのだろう。
大砲とスタンプ(8) (モーニング KC)
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