六月六日、曇り。
暑い。8時の目覚まし。眠い。
一昨日ポチってしまったサブウーファー、YAMAHA SW-10をお迎えする。
もうかれこれ10年ほど経ってディスコンではあるが定価の半額以下でお迎えすることができて嬉しい。YAMAHA MSP7をパワードモニターにしている身としては源氏シリーズの装備が揃ったかのようだ。
そしてアホのような低音に笑う。180Wあるのである。180Wのベースアンプを家で使うか?と問われたら使わないと答えるのに、なぜ人は180Wのサブウーファーを買ってしまうのか。
こんなに大きく民家での使い道がなくてどうするのだとも思ったのだが、クラブミュージックのローエンドの有無や多寡を実体感できる装置が家に現れたと思うと非常に嬉しい。10年ぐらい前にはハードオフで買ってきた5.1chサラウンド用サブウーファーを鳴らしていた気もするが、圧倒的にローエンドが出る。今まで音楽を聴いていて気付いていなかったことが可視化ならぬ可聴化されてゆく。耳の良い人間ならヘッドフォンでも聞き取れるのだろうが、そこまで耳が良くないので……
そんなわけでその爆音環境でリファレンスを聴きながら作曲をしていると自分の曲の超低域がいかにいい加減でちゃらんぽらんなものであったかを痛感し、しっかりと作り込んでよいバランスに……とやっていて肝心の全体のアレンジが進まない。
というか始めて手を出すジャンルに着手したので相変わらず悪戦苦闘しているしインプットから始める羽目になっている。音楽は1倍速でしか摂取できないので何年分も一気にインプットできないのだが。
とりあえずたれながしながらインプットする音源の情報をかき集める。並行して作詞もする。頭が痛くなってくる。録音すると部屋が暑い。だいぶ知能指数が落ちて晩飯のパスタに塩とコンソメを入れ忘れる。
はよ寝ろ。はよ寝て明日仕上げろ。