一月十二日、曇り。
9時前起床。即メルカリ連絡。お好み焼き焼いて食う。
基本的にはジェンダーロールから降りた男性が希望あふれる理想郷へ向かう話なのだが、その先には男同士による痴情のもつれや「女は紙とjpgに限る」と15年前にのたもうていた電波男たちの末路が待っている気がして少しだけ悲しい気持ちになる。
ディスコ元年に行きそびれる。ちょうど気圧でダルくなって……
そのままダウン。Twitchで眺めていたが現地へ行くのを諦めて夕食の仕込みのために食材の買い出し、鍋を作る。
飯を食いながら『鬼が来た!』を観る。オンデマンドで観る手段がなかったためDVDの取り寄せレンタルでやっと見ることができた。単純な抗日映画ではない、そしてここまで人間臭さと残酷な狂気を両方持った日本兵を描ける姜文監督の手腕、それを演じる若かりし香川照之。見事という他ない。現代の日本でこれを撮るのは難しいだろう。塚本晋也版『野火』は素晴らしかったがあれは少しベクトルが違う。戦場にいる人々が敵味方共に憎たらしいが憎みきれない人間であることの描写、そういう部分においてこの映画を超えるものはそうそう現れないだろう。
映画を観終えた後そのままプロジェクターを使ってリングフィットアドベンチャー。液晶とその内蔵スピーカーでやるより遥かに良い。没入感もある。