生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

蟄居三日目

四月九日、晴れ。

FGO新シナリオ配信。SNLの音楽プロデューサーなどで知られるHal Willnerが亡くなる。

エーリッヒ・フロムが読み進まない。

基本的には蟄居、インターネットをするかギターの練習をするか。蟄居三日目。

Jensen P12Pが古いスピーカーなのでこの最後のPが何の規格なのかがわからない。YouTubeでスピーカー聴き比べ動画などを見る。なるほどたしかに違う。アルニコでもセラミックでもビンテージ系の音が好みだ。

Hal Willnerが関わっていたらしい仕事として、Lou ReedMetallicaの共作(2011)を聴く。よくよく考えればMetallicaはMaster Of PuppetsとBlack Albumしか聴いていないようなもので(St. Angerが出た頃だった)、その後トゥルージロが入ったことは知っていたがそれ以降のアルバムをちゃんと聴いたことは無かった。

ルー・リードのヘロヘロとした歌のようなポエトリーリーディングのようなものの後ろで繰り広げられるメタリカの伴奏によるジャムセッションというのはなんだか妙だ。リードボーカルルー・リードがヘナヘナしているのに合いの手で入ってくるジェームスの声は野太く通るあの声である。メタリカジャムセッションをしているだけで面白いといえば面白い。

歌詞が何を言っているか、原作のオペラがどうこうという部分は全くわからないまま聴いた結果感じたのは、ラーズ・ウルリッヒのドラムがルー・リードに寄り添って音楽的に生き生きしていることだった。ラーズのドラムは決して上手いとは言えないが独特の味があるヘタウマタイプであり、その味が一番味わえるのはこのアルバムなのではないか、などということを考えていた。これはラーズを楽しむアルバムだ。