生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

ビートルズと子

四月二十四日、晴れ。

4時まで夜ふかしをして9時頃に起きる。久しぶりに猫とひなたぼっこをして過ごす。

『ブラック・ゴッドファーザー: クラレンス・アヴァントの軌跡』

『ローリング・サンダー・レヴュー マーティン・スコセッシが描くボブ・ディラン伝説』

などを流し見するが完走できず。お茶の間で映画を観るというのは非常に難しい。

相変わらず子の世話に追われている間に一日が終わってゆく。締切などが一切なければとても理想的な暮らしなのかもしれない。ぼちぼち社会とも向き合わなければいけない。ちょっと待っておくれよ。

昨日からビートルズを聴いて過ごす。聴きすぎると12弦ギターやらGibson J-160Eが欲しくなるので程々にしなければ。

 

ホワイトアルバムがどうも苦手だ。アルバム全体のトーンが散漫としていて、暗い(最近それが大体ジョンの曲であることに気付いてきた)。

「Glass Onion」だとか「The Countinuing Story Of Bungalow Bill」だとか。そこはかとなくダウナーな曲が有名曲の間を埋めている。「Back In The U.S.S.R.」や「Ob-La-Di, Ob-La-Da」に「Birthday」のようなハッピーな曲が現れては落ちるのでこのアルバムは躁鬱か?と言いたくなる。2枚組なのが更にまとまりの悪さに拍車をかける。本人たちもまとまりの無さは認めているようだが、ラバーソウル、リボルバー、サージェントペパーズと来てこうなるのか(マジカルミステリーツアーをカウントするか微妙だが)……という気持ちを禁じ得ない。

サージェントペパーズまでのジョンの曲は丹念な音響処理でサイケデリックなアレンジとミックスがされていたが、ホワイトアルバムのジョンの曲はほとんどがシンプルでダウナーでヘヴィだ。怒りがこもっているとも言える。ポールが一貫してポップであることを再認識する。