七月十九日、晴れ。
広末涼子40歳。
安い絹豆腐を買ったら薄い木綿豆腐のような味と触感でガッカリしている。
二週連続だが実家から親が来る。お食い初めという風習を私は知らない。インターネットの時代、逆に地方の風習が広がったのだろうか。そう、恵方巻のように……
妹がチェンソーマンを最新話まで読めるiPadを持ってきてくれたのでネタバレの悪魔を克服する。
ギター・マガジンのバックナンバーが届いて嬉しい。ジム・ホールのソロのコピー譜を見たが何を考えて指をどう動かしたらこうなるのか全く理解できず固まる。ジャズをやるには基本的なテクニックが圧倒的に足りない。恐らく一生。へたくそだなぁと泣きながら練習する一生を。そういう者に私はなりたい。