生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

朝6時から子につきっきりだと人は廃人になる

九月十三日、曇りのち雨。

朝のテレビで日曜報道 THE PRIMEというのをやっており、ヌルい総裁選候補討論が行われていた。開成高校時代の岸田文雄石破茂の卒業文集、菅義偉が銀行を辞め政治家に進む際に先輩へ送った手紙。別にそういうのは今見たくないかな……

朝6時から子の面倒を見ている。朝飯を食っていたら子がうんこを漏らしながらニコニコ転がっている。やめてくれ~助けてくれ~と叫びながらうんこを引き連れて風呂に入る。

妻に託して昼間で気絶。

即席で角煮を作って昼食。子と二人で留守番。ひたすらミュークルドリーミーを観る。脳に優しい。桜井弘明は脳を裏切らない。

子をあやし、子を寝かせ、子が起き、子を寝かせ、ミルクを飲ませ、あやし、あやし、疲れた……

味噌汁を作って(出汁が強すぎて味噌汁ではない何かができた)魚の粕漬けを焼いて夕食。早く寝ようもう限界っす。

一昨日あたり『マイルス・デイヴィス クールの誕生』を観たのだが、2時間でマイルスの一生を全て追うという無謀な映画。見どころは亡くなる直前のジミー・コブやジミー・ヒースの姿が見られるという辺りか。ウェインやハービー、ロンやマーカス辺りが語る話は別段目新しいものでもない。マイルスがエレクトリックに転換したことについてジミー・コブが「ロックコンサートに出ればジャズクラブの一週間分の稼ぎが一回で手に入る。それは音楽性も変えるだろうね(大意)」ということを述べていたのが新しい発見だった。別にマイルスだって音楽性100%で動いているわけじゃない。カネのことも考えるだろう。カネのために一連のドロドロしたエレクトリックジャズが生み出されたのだとしたら面白い。そういった側面を完全に見落としている自分に気がついたのでこの映画を観て良かったのかもしれない。