生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

少しずつペンタトニックが見えてくる

三月七日、晴れ。

七都府県で緊急事態宣言が発令される。僕ヤバ最新話が更新され、皆もんどり打つ。

基本的に部屋に蟄居、ネットをするかブルースギターの練習をするかの二択で過ごす。

メトロノームを鳴らしながら真面目にギターを練習するなんていつぶりだろうか。弾ける気がしなかったフレーズが弾けるようになったりすると楽しい。大学時代周りの人間がものすごい勢いで上達することに絶望して以来どこか諦めていたが、自分のペースでなら楽器は上達するのだということもまたその頃に学んだことであった。家でじっとしている時、楽器はこんなにも素晴らしいパートナーとなってくれる。

蟄居してご飯を頂いて(ドアの前に置かれる例のアレを人生で初めてやっている)、ギターを弾いてインターネット。本当にそれだけだった。しかしギターに夢中になると必要以上にインターネットを見ないので精神衛生上よろしい。インターネットをやめろ。楽器を弾け。

ビシバシと隙間を縫うように細々としたことをこなしてゆく

四月六日、晴れ。

妙に寝覚めが良いと思ったらブリーズライトをつけていた。毎日つけると実感が薄くなるが時々つけると劇的に効果を感じる。

エスケープフロム東京すると植木が干からびてしまう。植木の自動水やり器を買いにホームセンターへ。途中、小学校や高校の前を通ったのだが世の中は入学式という奴らしい。女子高生がマスクをしたまま集団自撮りをしており、若者の強さを感じる。ささやかな小学校入学の家族写真を撮っている家族もいた。

帰ってきて昼、カップ麺の蕎麦に卵を二つ。

リモートになった会議を十三時から行う。tipsの説明のはずが気がつけばTDになっている。TDがんばるぞい。

さて帰省をしなければならない。帰省をする前に荷物を詰めたり家を片付けなければならない。二時間喋りっぱなしで疲れたので一旦気絶。起きてから機能作っていおいたリストを埋めながら物を詰めてゆく。水やり器のセッティングが一番大変であった。荷物は相当な重さになり担いでいくと背筋がゆっくりと死ぬ。

時刻表の勘違いから東京駅で一時間の待ちぼうけ。たんまり読書をする時間があるじゃないかと思っていたのに何故かスマホの文章を読んでいるだけで待ち時間と新幹線の移動時間をフルに使い切ってしまう。俺はこんなにスマホに時間を吸い取られているのか?恐ろしいな?

 

改めてB.B.キングのギターの表現力の幅がとんでもなく広いということが理解できてきた。コテコテのスーツを着て一生ブルースをやっている化石みたいなオッサン、という偏見がどこかにあったのだが、やはり他のギタリストはここまで表情豊かにギターを唸らせることはできない。例えエリック・クラプトンであっても。

スモーキーアンプと風邪とブルース

四月五日、曇り。

風邪気味なのでとにかくダラダラ過ごすことにする。

昨日大量に作った鍋を食う。

メルカリで買ったスモーキーアンプが届く。どうも新品で見かけなくなった。生産終了をしたのか、神田商会が代理店を辞めたのかはわからないがどちらにせよタバコの箱もSMOKE KILLSまみれになって外箱が調達できなくなったことだけは予想できる。生みの親のBruce Zinky氏とZinky Electronicsは現役のようなので、Smokey Ampだけ何らかの形で縮小してしまったのだろうな。

スモーキーアンプ、まったくまともな音はしてないのだが味のあるサウンドで楽しい。外箱もキャメルなので嬉しい。マルボロよりキャメル。妙な残響感があるのは箱とスピーカーによる物理的共鳴だろうか。これをヤカンの中だとか金属缶の中に入れてマイクを立てるとまた妙な音が取れて楽しいだろうなぁ。9V電池で駆動するミニアンプとしても最小なので何かと持ち歩いて遊べるのも最高。

ギターに熱中していたら熱っぽくなってきたので寝る。俺は風邪っぽいのだ。語弊を含む言い方をすると新型感染症っぽいのだ。病人は家でおとなしく寝ていろ。寝ていました。

FGOのエイプリルフールネタは毎年スケールがおかしくなっており、今年は五日までサービスが延長したが必要な時間が多すぎて付き合いきれず断念。

夕方もギターと触れ合って過ごす。真空管アンプって本当にいいなー。Fenderの音っていいなー。楽しいなー。ギターって楽しい。楽しいなー。

 

楽器の表現力っていうのはここまであるんだよな……MIDIでペチペチやっていると強弱、ちょっとしたニュアンスやリズムやピッチや音価、そういうもののことを忘れてしまいそうになる。あっちはあっちでまた別のグルーヴがあるのだが。

ASIO, WDM, Realtekとの苦闘、空腹、AIきりたんのヤバさ

四月四日、晴れ。

C・W・ニコル死去。

どうも昨日の夕方あたりから喉がイガイガして嫌な予感がする。

11時ぐらいに起きる。内藤さんのくれたうどんを食べる。

ECM談義、やっぱりマンフレッド・アイヒャーが作るあのリバーブかアンビエンスの音は苦手だ。Tales Of Anotherは初期でアメリカ録音だったという。あまり音に苦手な感じがしないのはそのためなのかもしれない。

わりとだるい。昼寝する。

メシを作らねばなと、控えめになっている冷蔵庫の中身で鍋を作る。とにかく白菜とキャベツだけは唸るようにある。白菜で鍋にする。

食っても物足りない。鍋、米、パン、豆乳、カップヌードル難消化性デキストリンカロリーメイト、豆乳とキメていく。

リモートでのお仕事の打ち合わせ準備があり、ビデオ通話ソフト上でオーディオを共有できるかアレコレ試してみるのだが、ASIOがネックになってどうも上手く行かない。Apolloが律儀にサンプリングレートごとにIF側のクロックを変えるので何か変わるたびに切れる。結局ASIOではなくWDM側でなんとかできないかやっていたところ、ApolloをThunderbolt3接続してWDMで動かしている時だけノイズが乗るという鬼畜の所業(Universal Audioは早く対応してくれ)が仕様として存在することを知り絶望。結局Realtek、つまりPC本体マザーボードに生えてるイヤフォン端子とマイク端子に突っ込んで通話しながら共有するのが一番マトモということになる。合計何十万もの機材を持っていながらそれら全てが全く役に立たないという悲しいお話。これで一時間半ぐらい苦戦し、その間に風邪の気配はどんどん近くへ忍び寄って来る。助けてくれ。

命だけは落とさないよう。ただの風邪であれば良いのだが、そう都合の良い話もないだろうなと思いつつ。

soundcloud.com

AIきりたん、すごい。ベタ打ちでここまで歌ってくれる。ディープラーニングバンザイ。

外出納め

四月三日、晴れ。

二日連続外出である。本郷の医者へ。

伝染病の専門医ではないが医者と話すとある程度冷静に情報を見ていて安心、そして状況は全く安心できないことも伝わってくる。

今日で外出納めだ、蕎麦を食って古本屋で本を買い込み、店主の婆様の世間話を聞き、楽器屋で電子ピアノを少しだけ見る。電子ピアノはKAWAIが鍵盤の質、コスパが良いということを理解。本当は生ピアノが欲しいのだが。場所、音量、金、悩む。

帰宅。ゴミ捨てをしてからシャワーを浴びて手を洗いうがいをして。

昨日髪を切ったのだが、髪を切ると毛先がチクチクして目の周りが痒くなる。目の周りが痒くなると手で粘膜をこすりそうになる。こんなところに罠があるとは思わなんだ。思わなんだ。

ちょっと疲れたので気絶。俺は頑張ったんだ。休むことは大事なんだ。もう外出はしないんだ。このまま健康でいさせてくれ。

世界中バラバラ 人々はバラバラ

四月二日、晴れ。

町田市の一部が神奈川県になることが可決される。フリーランスで小学生のいる家庭への補助金セックスワーカーが対象に含まれていないと騒がれる。

久しぶりに晴れて嬉しい。暖かな日差しと暴力的な風。

医者やら美容院などの不要不急の用事があるため渋谷へ。間の時間で楽器屋へ行ってアンプを眺めたり88鍵を触ったり。NIのピアノ鍵はバネがぴょこぴょこしていてなんか気持ち悪い。ローランドに慣らされてしまった。ギターアンプシミュはやはりFractal Axeが一番それっぽい音がする。8割引のシールドなどがあったが買わずに冷やかし。

髪を切らないと目に入って気持ち悪いので切ったが、マスクを外して雑談することが果たしてどれほど許されるのか考えてしまう。そのまま春の陽気でもうやんカレーでも食べるか、と思ったのだがランチタイムはモロにビュッフェ形式だったことを思い出して引き返す。早く頭のネジが緩んだまま暮らせる世界になって欲しいよ。

帰宅。帰宅したのだが役所にも用事があるのでチャリに乗って役所へ。中々の待ち時間。眠いので読書は諦めてうとうとする。外には色んな人がいる。思い思いの人々が思い思いの表情をしている。ずいぶん家にこもっていた。

役所の用事を済ませて、和菓子屋に寄り道。和菓子屋のおばちゃんに顔を覚えられて打ち解け、お惣菜のオマケを貰う。おからのようでアジかイワシのような風味のする何だかわからないものが入っていた。

やや寝不足で二回外出したのでヘトヘトになって気絶。起きて和菓子屋の餅を食べる。ちゃんとしたお餅は美味しいが、さすがに3枚食べると飽きるということがわかった。お餅はほどほどに。味はバリエーションをつけて。

 

子供の頃、親が運転する車のカーステレオでRCサクセションのCOVERSがよくかかっていた。幼稚園児や小学生の自分には「バラバラ!」と歌うのが楽しくて仕方なかった。声に出して読みたい日本語、バラバラ。今のインターネットを見ているとまさに「世界中バラバラ」になっているようだ。そう思った瞬間子供の頃の記憶が蘇って今日の一曲目は「バラバラ」になった。声に出したいのだ。

 

四月馬鹿ではなくギター馬鹿

四月一日、雨。

首相が全家庭にマスクを二枚配ると宣い始める。それだけではないのだが、タイムリーに国民の神経を逆撫でするのが上手すぎる。

雨なのでお外に出たくない。

去年も一昨年も世の中のエイプリルフールに振り回されて疲弊していた記憶があるのだが、今年は世の中が四月馬鹿をする余裕も減っており、それほど振り回されずに済む。

昨日の夜眠れない勢いでAmplitube 4とBias FX 2およびBias AMPを購入してしまったので、買ったからにはきちんと聴き比べをしなくてはという思いからひとまずプリセットを適当にダダーッと試してみる。Amplitubeの方がGuitar Rigなどに近い中域寄りの音をしている。ともすれば嘘くさいかもしれないが、ミックスをする上ではこの音の方が棲み分けがしやすいとも考えられる。こればっかりは実際に曲の中で試してみないとわからないのだが。

一方でBias FXの方はよりリアルなアンプらしさ、重心の低さを感じる。FXで普通のアンプとしての昨日、エフェクターなどのルーティンができ、Bias PedalやBias Ampでは基盤や真空管までカスタマイズが可能。自由度が高いが、果たしてその作り込みが実際に商業的なお仕事の時に役に立つのかどうかというところは未知数。BFDのドラムのような件もあるのであまり期待はしないでおこう。遊びとお勉強のための真空管いじり程度に。

アンプシミュレーターは色んな音が出せて素晴らしいけれど、普段遊びで触る場合やはり本物のアンプで音を出したほうがレスポンスが楽しいのだということも理解。高校生の頃散々聞いたデュアルレクチファイアの音もそれはそれでテンションが上がるのだが。刷り込みに近い。シミュレートされた名機より眼の前の実機。

まぁなんだがギターと向き合っていたら一日が終わりました。久しぶりにちゃんと弾いているせいか左手の薬指の皮がこすれております。