七月二十三日、晴れ。
小原乃梨子死去。日本中猛暑日。
8時起床、朝カスタマーサポート。
完全に寝不足。
MIDI入力をするにしても鍵盤を忘れて気がしたのでハノンをやる。
鍼。ボロボロ。
刀削麺を主への宥めの香りとする。
熱風の中恵比寿を往復。
午後カスタマーサポート。
ラタトゥイユを主への宥めの香りとする。
気がつけば床でゴミのように気絶している。
考えていることを書き連ねるために日記をしたためていたはずだったのだが、気がつけばその日あったことを列挙するばかりになってしまった。就寝前の眠気に襲われるとその日頭の中を過ったアレやコレのことがすっかり思い出せなくなっている。ソシャゲガチャガチャモンキーやるために生まれてきたのではないぞ。
ブルアカのストーリーを全然読み進めていないためホシノのイメージが後藤隊長になっている。そうではないらしいのだが、そうではないストーリーを読めていない。もうソシャゲのお話を読むような時間と気力はないです。ロマサガ3も何故かトレードゲームになってしまった。生の短さについて……
TR-606クローンめっちゃ安いし買ったれよという妄執、様々なプアマンズドラムマシンへの雑念に脳を支配されている。廉価版である606の更にクローンのRD-6、どこまでプアマンになってゆくのか。お前にはTR-08があり、そこには606と違ってクラップが入っているのだと言い聞かせるように今も2,4拍目に808のクラップがヘッドフォンから鳴り響いている。血迷ってTR-626を買ったがあまりにも当時の生ドラム寄りの音源で活用できる機会が見つけられず困っている。俺もパソコン音楽クラブになりたかった。Aphex TwinのSyroのどこかで鳴ってるらしい。Syroを聴かないまま10年前のアルバムになってしまった。
昔のアルバムといえばフィッシュマンズの『宇宙』と『空中』は19年前のベスト盤である。当時リアルタイムに出たこれらをあまり熱心に聴くことはせず、オリジナルアルバム達と『Aloha Polydor』を聴くことをなんとなくカッコ良いことだと思っていた。思い入れが薄く、新しいアルバムだと思っていたものがもう少しで20年前のものになろうとしており、それが思い出の品としてクリアヴァイナル化されて様々な世代のフィッシュマンズファンが購入する。いうて己も佐藤伸治の死後にフィッシュマンズを聴き始めたわけで、FLCLからthe pillowに入ったニワカも気がつけば古参……というような現象が起きているわけである。一つ言えることがあるとしたら、俺はもう佐藤伸治より長生きしてしまったし、FLCLの時の山中さわおより年上になってしまったということだ。少年老い易く学成り難し。