生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

天下御免の風邪っぴき

9時だったか10時だったか。

昨日から引き続き風邪。むしろ今日のほうが本格的に風邪。体のダルさや鼻水の止まらなさが風邪。

家で体温を計ると36.8℃という常識的な温度を出すが症状が常識的でないので病院午前診療に滑り込みで行く。

病院の体温計で計ると37.3℃ある。家の体温計は嘘つきだ、殺してやる!2週間ほったらかしていたと告げると血液検査とレントゲンだと言われる。

結果的に大したことはなく、症状としては治りかけだから薬を飲んでおとなしくしていろと言われる。抗生物質があれば全て救われると思っていたのだがウイルス性のようなので抗生物質は要らんとのこと。

この午前中が症状のピークだった気がする。あとは楽というか、風邪が治ってきた時特有の力の入らなさになる。

木村屋安子さんのZippoのデッドストックが届く。金欠で当時スルーしていたものが届いたので嬉しい。しかし非喫煙者なのでZippoの使い道がない。レゲエがかかった時、墓参り、キャンプ、ガソリンまみれの悪役に背を向けてトドメを刺す時しか用途が浮かばなかった。ついでに調べていたら灰羽連盟のレキが使っているIMCOのトレンチライターも復刻されたらしい。まぁ使わないのだが。

昼飯と風邪薬を飲んで安心して寝る。回復し始めた感触はあるのだがいかんせん病体ではできることが少なくてまどろっこしい。それと同時に2週間、だましだまし中途半端な症状だったものが天下御免の風邪になったことによる清々しさが入り混じる。ただ、学生の頃と違って風邪を免罪符にすべてが許されるあのウキウキする感覚はなくて風邪になっていても世の中は動いていって置いてゆかれるのだと感じてしまうことが少しだけ寂しい。とっとと治れ。できれば2秒で。

起きてボンヤリしながら夕食。夕食後もボンヤリ。文字を読む気力も曲を作る気力もあまりない。比較的時間に余裕のあるタイミングで良かったとは思う。

テレビで放送していたビルマの竪琴を流し見したり、カガクチョップの2巻を途中まで読んだり、そんな具合である。

望ましくは明日の朝にはケロッと完治していたほしい。