八月二十九日、晴れ。
JICAが揉めている。Windows 11のバグがSSDを焼く。緊急避妊薬市販化へ。
8時頃起床、朝カスタマーサポート。
その後買い出し。カレー用の肉を買い忘れる。
寝たかったのだが朝日を浴びて目が覚めてしまい、困る。duolingoをやる。MAXプランでのLilyとの対話機能でLilyの中身がLLMのAIである実感が湧いてきて怖い。相手はSEKIROの話をしてもマイルス・デイヴィスのSolarの話をしても食いついてくる、修羅EDはまだ見てないの?と返してくる。家族構成や住環境も覚えてしまう。AIがそれらを学習するのは知っているが、まさか英会話の勉強をしていたらAIに個人情報を食われるとは思っていなかった。予想しない角度からのAIにたじろいでいる。そして何にでも応えるAIが入っていることによって、今までの普通の英会話の中で出てきたLilyというキャラクターのパーソナリティが不明になってゆく。今Lilyの中に入っているのは誰だ?Wikiなどでスペイン出身であるという旨(あるいはフレンチアメリカンとも)が書かれていたが「スペイン出身ではな」と返される。あなたは誰?こわい。
連日の寝不足と暴食が祟って胃が死に切っていたため最後の力を振り絞って五分粥を炊き、山のような山形だしをこしらえる。「拵える」とか「設える」とか適切なタイミングで使える気がしない。今朝は「ひとえに」の使い方を間違えそうになった。テキストベースだから投稿する前に気付けたがリアルタイムの会話だったら使っていたかもしれない。日本語は難しい。だけどNew-Speakは使いたくない。double-plus un-good!!
メシを平らげたあと少し寝るつもりで倒れたら18時までワープ。インターフォンの音で目が覚める。Amazonの配達業者がドアを足で蹴り開けるのをカメラ越しに見る。彼らの賃金はいかほどなのだろうか。ジェフ・ベゾスのケツを舐める頻度を減らしたい。
ということを2分ほど考えてからそんな場合ではないと飛び出して夕方カスタマーサポート。
大混乱の中、昨日の総菜の残りや山形だしで一食をでっちあげる。金曜にカレーを仕込む時間、無し。
五分粥、山形だし、さつまあげ、煮物の残りを主への宥めの香りとする。
皿を洗い22時半。早く寝て週末を乗り切る。本当はベースの録り直しだってしたかった。iTunesのアートワークの未設定が大量にある。Windows 11の更新巻き戻しはした。
人生は有限であり、メタファー:リファンタジオが45%オフでもやる時間は何かを犠牲にしないと生み出せない。
新しい音楽も聴かないとなと思い、「Pino Palladino, Blake Mills / That Wasn't A Dream」を聴いた。何度か聴いているのだが何の音かわからないものが大量に詰まっている。まずBlake Millsがフレットレス・バリトン・サスティナー・ギターという変な楽器を弾いており、アタック音のないフルートの音がコレであることがわかる。フレットを抜いたのはわかる、Low-Bの弦に交換して音域を低いバリトンギターにしたこともわかる、ピックアップ部分に弦を振動させるサスティナーを搭載してE-Bowより自在に発音させるアイディアもわかる。だがこれら3つを全て同時に組み合わせるという発想がクレイジーだ。作ったのはルシアーのDuncan PriceらしいのでBlake Mills本人のアイディアかどうかはわからない。しかしPino Palladinoもフレットレスベース使いであり、そしておそらくSam Wilkes等のゲストが参加しているとなると誰がどの音を鳴らしているのかさっぱりわからん。なんもわからん。何だコレは?それでも平均律からは飛び出していないしリズムも基本的にはビートの上にいるのでまだ理解できる混沌ではある。あるのだが……