八月二十三日、雨。
インターネットをするか、本を読んだり、ザ・パシフィックなどを観て過ごす。
だいぶ参って適当に寝ていたり、とにかく生産的でない感じで一日が進む。
夕方から頑張ろうか~と思っていたのだがカバを殴る仕事と会うことになって秋葉原へ。
ファミレスでダベって今の若者の一人の声を聞く。だいぶイレギュラーで代表とはほど遠い若者であることはわかった。しかし若さと力強さで溢れている。羨ましいなぁ。
八月二十三日、雨。
インターネットをするか、本を読んだり、ザ・パシフィックなどを観て過ごす。
だいぶ参って適当に寝ていたり、とにかく生産的でない感じで一日が進む。
夕方から頑張ろうか~と思っていたのだがカバを殴る仕事と会うことになって秋葉原へ。
ファミレスでダベって今の若者の一人の声を聞く。だいぶイレギュラーで代表とはほど遠い若者であることはわかった。しかし若さと力強さで溢れている。羨ましいなぁ。
八月二十二日、曇り。
韓国のGSOMIA破棄の報道。
やらなくてはいけないことが頭の中でいっぱいになっていると何もできなくなる。
昼過ぎから自分に「まず筋トレをやる、他のことは後でいい、まず筋トレ」と言い聞かせて体育館。デッドリフト、スクワット、アブドミナル、トルソー、プール。
帰りに買い物して帰宅。明るい農村計画のお品書きを作らねばと思いフォトショと向き合っていたらCmd+Sを押した瞬間に落ちて私は全身が殺意になる。
フォトショではどうせカーニングができないのだと言い聞かせてイラレで同じようなものを作り直す。二度目なのでいくらかレイアウトがよくなる。後でカーニングもしてもらえて嬉しい。
山芋が旬なのか安いのでどんどんすりおろしてとろろご飯にしてゆく。味噌汁、とろろご飯、ナスとズッキーニ。なんでも味噌汁に入れていこう。
自身がシングルタスクであることを理解して一つずつ順列をつけてやっていこう。それが基本でありキモだ。
八月二十一日、曇り。
ディズニーとソニーがモメてスパイダーマンのMCU継続参加が危ぶまれる。
八時半の目覚ましで一応起きる。ボヤボヤした頭。
昨晩東京裁判で頭がいっぱいになって山川の日本史Bで張作霖~敗戦処理までを読み直していた。真珠湾爆撃の時点で既に負けが確定しているようにしか見えないようになってきた。
Ishkur's Guide to Electronic Musicの新しいバージョンが登場して盛り上がる。
ムニャムニャとしながら虹色のトロツキーを読む。Kindleでセールになっていない漫画を新規で買うことに非常に抵抗があったのだが、セールになっている別にさほど読みたくない漫画を買う自分が嫌になってくる。俺は読みたい漫画を読みたい時に買うんだ。
湯船に入って改善を試みたりするがダメダメ。ダメダメのダメ。
晩ごはん用にオクラの梅肉和えだけ作っておしまい。
八月二十日、曇り。
映画『東京裁判』のチケットを予約、11時にユーロスペース。上映時間が4時間36分、休憩時間を挟むため終わると17時になっている。
一度に処理しきれない膨大な情報量が流し込まれる。処理オーバー。60代70代のおじさまおばさまが立ち見までし始め、上映中にいびきが聞こえ己の意識も危うくなる。
極東裁判で裁かれたA級戦犯、そもそも裁かれたA級戦犯と不起訴に終わったA級戦犯、A級戦犯にすらならなかった人物(石原莞爾のような)、戦犯ではないが公職追放されていた政治家の区別もついていない知識であったので、東京裁判の実情をほぼこの映画で知ったような状態。瀧のような情報で脳がキャパオーバーになる。
しかしながらニュルンベルク裁判と異なる米英仏蘭豪比など11カ国による裁判は錯綜する。天皇を裁きたい豪ウェッブ裁判長、マッカーサーの意を受けて天皇免訴のために奇妙な立ち回りをする米キーナン検察官、国際法専門家かつアジア人の判事として裁判の不当性に不満を持つ印パル判事、原子爆弾投下は罪にならないのか?と問いかける米ブレイクニー弁護士。
責任を負って天皇を庇うために口を開かぬ者たち、真珠湾爆撃の通告を海軍から止められたと吐く外相東郷茂徳、海軍はそのような卑怯な真似はしないと怒る嶋田繁太郎、それぞれの覚悟や思惑が映像によって挙動や視線まで映し出される。紙の上に描かれる歴史上の人物ではなく生々しい一人一人の人間の姿がそこにはある。
大上段から正義を振りかざす戦勝国の欺瞞、裁く側がどのようであろうと巨大な戦争に加担したことは変わらない被告、それらは決してここで終わったわけではなく人間の宿命としてまだ続いているのだという「終」のない映画の幕引き。観終えたあとフラフラになってしまうガツンと来る映画であった。
八月十九日、曇り。
起きたあとまた昼寝る。
NHKスペシャルを2本観る。ガダルカナル島と二・二六事件。二・二六事件は本当に新発見なので面白かった。いよいよ生き証人が100歳超えのほんの一握りの人間になってきたのでNHKは無理に新発見をするより、きちんと考証をした手堅い番組作りをしていく方への舵切りを求められているのではないだろうか(それはそれでとてもむずかしい仕事なのだが)。スクープ主義に走りすぎるのはよろしくない。
メールなどの返事だけ頑張ってあとは活字を読んだり、カオマンガイを仕込んだり。
炊飯器カオマンガイは米のムラができて非常に不満だったので鍋で作った結果本格的な味になり大満足。ジャスミンライスの調達だけがネックである。
原題に生まれたらツイッター論客として炎上しそうな人。
「著作と文体」で19世紀ドイツ語の乱れの話をされても21世紀の日本人としては困るのだが、「思索」と「読書について」で語られる箴言は読み手の心が痛くなるほど鋭い。