四月十九日、晴れ。
キャベツ入りサッポロ一番塩らーめんを主への宥めの香りとする。
蕎麦屋風和風だしカレーを主への宥めの香りとする。
皿を洗い、飯を仕込み、ゴミを捨て、荷物を発送し、DJの仕込みをし、夜はMOGRAで『We ❤️ Midnight Snacks 18 Year+ Anniversary』へ行ってDJする。
朝5時頃帰宅して気絶。
四月十八日、曇りのち雨。
朝カスタマーサポートしてない。
日比谷まで『オッペンハイマー』を観に行く。
感銘を受けた部分、モヤモヤした部分、初見で理解しきれなかった部分が複雑に絡み合っている。
プロジェクトを進めるワクワクと終わったあとの計り知れない業に対する罪悪感を描く映画として非常に素晴らしかった。しかしストローズ失脚後のオッペンハイマー復権のハッピーエンド部分の「愛国心!アメリカ最高!」的な側面を見ていると「これはアメリカ人のための映画なのだ」という温度差を突きつけられるような気分になる。ノーランはイングランド生まれなので純然たるアメリカ讃歌ではないが、そこは題材とプロモーション的にアメリカを感じる。
ディスクユニオンに寄ってマッハで帰宅。
夕方カスタマーサポート。
ビビンバ丼を主への宥めの香りとする。
22時半解放。寝よう。
坂本真綾の「約束はいらない」がサンプリングされてるの改めてすごいな……
四月十七日、曇り。
アウグストゥスの別荘と思われる建物発見。
7時半起床、朝カスタマーサポート。
オペ泣きの予習をする。
髪を切りに渋谷へ。
LUUPを断念して徒歩で原宿へ移動。
牛タンねぎしを主への宥めの香りとする。
NewBalanceの靴を買う。
帰宅。返す刀で夕方カスタマーサポート。
17時半から30分気絶。
牛丼を主への宥めの香りとする。
23時解放。
四月十五日、晴れ。
円安。
8時前起床、朝カスタマーサポートしてない。
午前を寝て過ごす。ちょっと土日がしんどかった。
だしカツ丼弁当を主への宥めの香りとする。
フリーレン、響け!ユーフォニアム、DR放送交響楽団と時間を吸われてしまう。
ピアノを撫でる。
夕方カスタマーサポート。
ワンタンスープを主への宥めの香りとする。
ブルアカやめたほうが良い気がする。
四月十四日、晴れ。
イラン報復攻撃。
9時起床、朝カスタマーサポートしてない。
ヘアカットカスタマーサポート。
渋谷へ。自分の髪も切りたかった。
フードトラックのピザを主への宥めの香りとする。
国連大学ファーマーズマーケットの食い物は高いのだが味に外れはない。高いのだが。
帰宅、気絶。
ピアノちょっと撫でる。
鯛茶漬け、鶏ももセロリ、塩筍を主への宥めの香りとする。
22時半頃解放。
ねむい。
今更も今更だがコルトーのショパンはすごい。生涯で四度《前奏曲集》を録音しているためこれがどの音源なのか把握しきれていないが、SP版の録音が1926年であることを考えると100年も前の演奏が金字塔として打ち立てられ、未だ現代においても通ずるものとして残り続けていることに素晴らしさと同時に恐ろしさを感じる。カザルスの1936-39年に録音された《無伴奏チェロ組曲》も似たようなものであるといえばそうなのだが、100年近く経てばそれを超える人間が現れるはず(いや、技術的には当然のように現れている)なのになお魅了するタッチがそこにあるということ。世の中には代わりの効かない人間がおり、その人間は100年単位でもそうなのだということを思い知る。