四月十四日、晴れ。
イラン報復攻撃。
9時起床、朝カスタマーサポートしてない。
ヘアカットカスタマーサポート。
渋谷へ。自分の髪も切りたかった。
フードトラックのピザを主への宥めの香りとする。
国連大学ファーマーズマーケットの食い物は高いのだが味に外れはない。高いのだが。
帰宅、気絶。
ピアノちょっと撫でる。
鯛茶漬け、鶏ももセロリ、塩筍を主への宥めの香りとする。
22時半頃解放。
ねむい。
今更も今更だがコルトーのショパンはすごい。生涯で四度《前奏曲集》を録音しているためこれがどの音源なのか把握しきれていないが、SP版の録音が1926年であることを考えると100年も前の演奏が金字塔として打ち立てられ、未だ現代においても通ずるものとして残り続けていることに素晴らしさと同時に恐ろしさを感じる。カザルスの1936-39年に録音された《無伴奏チェロ組曲》も似たようなものであるといえばそうなのだが、100年近く経てばそれを超える人間が現れるはず(いや、技術的には当然のように現れている)なのになお魅了するタッチがそこにあるということ。世の中には代わりの効かない人間がおり、その人間は100年単位でもそうなのだということを思い知る。