生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

低気圧の中でCharles Bellを聴く

五月二日、晴れのち雨。

きちんと午前起きる。帰宅する。

午後から気圧が爆下げ、だるくなって布団に沈没する。

医者へ行く。喘息への支援が以前より引き上げられて財布にダメージ。

風呂に入ってなんとかだるさを払いのける。早く寝ようと決意をするが1時を過ぎてしまった。

 

Charles Bellのことをどこで知ったのか思い出せない。売れっ子フュージョンドラマPoogie Bellの父であり、クラシックの演奏テクニックを取り入れた独特のジャズピアニストである。

MJQのJohn Lewisとはまた違った感覚でクラシック的な解釈を取り入れた室内楽ジャズは強い個性を持っている。カーネギー工科大学で作曲学を修めている秀才である。

CDでは2枚のディスクに3枚のアルバム+αが収録されているが特に3枚目、"The Charles Bell Trio – In Concert"の内容が素晴らしい。ありきたりで定番であるジャズ・スタンダードであるからこそ解釈の斬新さが際立つ。Chico Hamiltonのような雰囲気でありながら、澤野工房から出ているヨーロッパのジャズの面々のようでもある。不思議な一枚である。

CHARLES BELL TRIO IN CONCERT / ANOTHER DIMENSION(2CD)
Charles Bell Ron Carter Bill Smith Frank Traficante
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