九月二日、晴れ。
サントリー会長辞任。森山幹事長辞意。
5時半起床朝カスタマーサポート、大量のクレームを浴び対応後気絶。
起きたら10時半とか11時になっているとなんだか損した気持ちになる。
小松菜塩ラーメンを主への宥めの香りとする。
今日から仕事に戻れるぞと思っていたのだがメシの仕込みはしなければならない。
結局買い出しをして、皿を洗い、キーマカレーを仕込む。
間にちょっとベースをnoodlingしただけで終わってしまう。
夕方カスタマーサポート。
キーマカレーに手羽元を入れ忘れた。後から追加してなかなか火が通らない。肉がほぐれない。
キーマカレーを主への宥めの香りとする。
皿を洗って23時頃解放。
今日はネイザン・イーストを聴いていた。やはり彼のキャリア全盛期というのは80年代中期~90年代初頭なので案外一番仕事をしている時期の音楽を自分は聴いていない。フィル・コリンズとかケニー・ロギンスとか。
本人も自薦していたアルバムだが、グルーヴ柱としか言いようがない不動ぶり。あまりの安定感と不動ぶりでアンサンブルの芯に溶け込んでいて存在に気付かないようなベースが多い印象がある。
近年で一番デカい仕事はやはりGet Luckyなのだろう。これすらもう12年前になってしまった。5弦ベースの最低音のLow-Bが浮き上がることなくどっしりと収まるべきところに収まっている。グルーヴ柱。
こちらは初手からギターの裏のかけあいでハーモニクスをバンバンカマしている。あくまで裏側ではあるのだが掛け合いの主張でいうと他より目立っている。やはりLow-B弦がバンバン鳴っている。ライブアルバムの『24 Nights』もネイザン・イーストだ。名盤と名高いが名盤なのかどうか自分の中でわからない星4つみたいな気持ちで定期的に聴き返している。やはりネイザン・イーストは主張しすぎず、ひたすらジャストなタイムでそこにいる。ところで『24 Nights』は何故かSpotifyにない。喧嘩でもした?
2014年になって初めて出した自身のリーダー作で「DAFT FUNK」という曲を演奏しているが、Get Luckyの後に聴くとその落差でズコーッとなる。スティーリー・ダンの「Peg」を聴いた後にラリー・カールトンの「Room 335」を聴いてズコーッとなる落差をさらに3倍ぐらいにしたような……やはりサイドマンとしてグルーヴ柱に徹している時が最も魅力的なのかもしれない。
open.spotify.comシングル版ではシンセベースだったものがベスト盤ではネイザン・イーストのベースに差し替えられている。4拍3連のうち2つ分だけをピッタリ弾いたような機械じみたスタッカート。それでいてやはりグルーヴ柱としてのウネリがある。落ちサビでスッとハーモニクスを入れる。一番目立っているのは佐橋佳幸の「トゥクトゥトゥーン」なのだが、その後ろにグルーヴ柱は、いる。