二月八日、晴れのち曇り。
10時起床。ひなたぼっこ。
どうも一昨日あたりから調子が狂ってしまった。
銀行通帳の繰越処理の際に記帳が省略されてしまい、確定申告の帳簿が作れないので銀行へ殴り込みに行く。
殴り込んだところ書類を書いて判子を押し、翌日以降取引の履歴が書かれた書類が完成するので取りに来いと言う。もういっそ暗号通貨によって淘汰されてほしいという気持ちにここまでなったのは初めてだ。
原付でそのまま移動してTSUTAYAへ。すっかり地元のTSUTAYAは貸本屋といった佇まいになっている。Spotifyで聴けず、ライブラリにも無かった音楽を何枚か借りる。セルフレジの虚無感で途方に暮れていたところ、BRUTUSが山下達郎のサンデーソングブック特集号であることに気付いて購入。
帰宅して昼食、ダルさに飲み込まれてしまう。このままスマホを凝視するとさらに虚無に襲われてしまうので読みかけだった機龍警察を開いて読みながら寝る。
夕食を食べて風呂に入り、その後帳簿と向き合い始める。
ダラダラしている間に色々と音楽をかけっぱなしにしていたのだが、"B.B. King / Completely Well"はとんでもない名盤なのではないか?
今までなんとなくB.B. Kingをかけっぱなしにしては「すごいけどコテコテしてて好みではないなぁ」という気持ちでピンと来ない状態が続いていたのだが、ラストに入っている"The Thrill is Gone"がヤバい。だってこれは「ルパン三世のテーマII」じゃないか。ヤマタケはB.B. Kingを作りたかったとしか思えない。ダンディズムと哀愁の極地はB.B. Kingにあったのだ。彼は市松模様の太っちょショーマンではなく、孤独な王だったのだ。