生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

GWのスケジュールの見通しが立ってなさすぎて不安になる

五月二日、晴れ。

深夜にクラブ出演があるためナーバスになる。

主に眠気、体力、副流煙のしんどさ、及びそれによる精神状態等。

仮眠して過ごすが夜はなかなかハードである。

分煙が進めばもう少し気が楽になるのだろうか。

朝方に帰って寝る。

弾け出すにはなにか足りない

四月三十日、晴れ。

7時に目覚ましを鳴らして東京流通センターへ行く。

M3 2017春。明るい農村計画。

黙々と店番、ちょっとだけ買い物。キャッシュが足りないジリ貧。

新譜は好調な売上げ。

終了後新宿中華茶房8で清算兼打ち上げ。

そのまますみやかに19時には解散。即売会の日はとてつもなく早く始まって早く終わる。

何か音楽の話などをしなくて物足りない不完全燃焼だったなぁ。

M3が明日に控えているのに

四月二十九日、晴れ。

とんでもない眠気。昨日帰宅後寝落ち。4時前に目が覚めて、『グラン・ヴァカンス 廃園の天使Ⅰ』を読み終え6時過ぎに再度寝る。

12時半に目が覚める。目が覚めるが眠い。

15時頃もう一度寝て、18時半にもう一度起きる。

眠すぎてやる気皆無、明日の支度をする気力もない。とりあえずハイラルへ行く。

なんとなくけものフレンズ4話を再視聴する。

眠い。寝よう。

国境の長いトンネルを抜けると、そこはサディスティックなドスケベ小説ワールドだった。

川端康成という男はなんと助平なのだろうか。非常に端正で美しい日本語を使って、やっていることは女を物のように愛でているだけではないか。こんな軟派な男が文学界の重鎮として君臨していたのかと思うといささか太宰治が哀れに思えてくる。

というのは言い過ぎかもしれないが、 初めて川端康成の『雪国』を通読して沸き立った感情とは概ねそういう類のものである。

ただ一つ言えることとして、川端康成は己の文学や世界というものに決して耽溺せず厳正な姿勢で有り続けたということ、それだけは確かではないだろうか。その姿勢が作品の完成度の高さをもたらし、男女の色恋を官能的に描いていながらまるで女を虫や動物と同じように観察する俯瞰的で冷めた態度に繋がっている。おっと悪口になってしまった。

以下は本編から川端康成のドスケベ変態ぶりが発揮されている文章を抜粋したものである。皆様が『雪国』のとても有名な一文に騙されることなく流礼な言葉の裏側に潜む彼奴のドスケベオヤジぶりを感じられたら幸いである。

結局この指だけが、これから会いに行く女をなまなましく覚えている、はっきり思い出そうとあせればあせるほど、つかみどころなくぼやけてゆく記憶の頼りなさのうちに、この指だけは女の触感で今も濡れていて、自分を遠くの女へ引き寄せるかのようだと、不思議に思いながら、鼻につけて匂いを嗅いでみたりしていたが、ふとその指で窓ガラスに線を引くと、そこに女の片眼がはっきり浮き出たのだった。

8頁

 

あの美しく血の滑らかなは、小さくつぼめた時も、そこに映る光をぬめぬめ動かしているようで、そのくせ唄につれて大きく開いても、また可憐に直ぐ縮まるという風に、彼女の体の魅力そっくりであった。

71頁

 

道は凍っていた。村は寒気の底へ寝静まっていた。駒子は裾をからげて帯に挟んだ。月はまるで青い氷のなかの刃のように澄み出ていた。

74頁

 

熊のように硬く厚い毛皮ならば、人間の官能はよほどちがったものであったにちがいない。人間は薄く滑らかな皮膚を愛し合っているのだ。そんなことを思って夕日の山を眺めていると島村は感傷的に人肌がなつかしくなって来た。

 107頁

 

秋が冷えるにつれて、彼の部屋の畳の上で死んでゆく虫も日毎にあったのだ。翼の堅い虫はひっくりかえると、もう起き直れなかった。蜂は少し歩いて転び、また歩いて倒れた。季節の移るように自然と亡びてゆく、静かな死であったけれども、近づいて見ると脚や触覚を顫わせて悶えているのだった。それらの小さい死の場所として、八畳の畳はたいへん広いもののように眺められた。

128頁

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強制的に生活リズムをリセットする行為は必要

四月二十八日、晴れ。

初夏と呼ぶに相応しい天気、軽く汗ばむ暖かさ。

8時に目覚ましで起床、飯弁当勤労。

眠さと午後の気だるさが巻き起こすマッドな午後をノンカフェインで乗り切る。

早稲田茶箱へ、久しぶりの新作発表会。

始終司会、なんだか気張ってしまう。

日付が変わってから帰宅、布団で気絶。

最低限のミッションはクリアしたものの

四月二十七日、曇り時々晴れ。

9時に目覚ましを鳴らす。強い無気力。

弾き語りを作らねばならなかったので這いずりながら布団を畳んでマイクを立てて録音をする。

今日はノーハイラルで過ごそうと心に誓ったのだがその結果Twitterを眺める時間が増えて根本的解決へは向かっていない。

頭が痛い、早めに寝て液晶をなるべく眺めないほうがいいかもしれない。