それと今日は題名のない音楽会が面白過ぎた。ゲストの大友良英がニコニコしながらノイズミュージックを紹介して佐渡裕がポカーンとしている30分。日曜の朝プリキュアの後に地上波で高柳昌行と阿部薫の集団投射がかかる、冗談のような文字列でそれだけでも面白いのだが大友さんがひたすらニコニコして楽しそうに語りながらジャパノイズのCDをかけてゆく姿があまりにも純粋で尊い。
Twitter上で普段その手の音楽に興味のない人まで騒ぎ立てるスノッブなTLがどうのという話が上がっていたがTVの中の大友さんはただただ楽しそうにノイズをかけてる童心に帰ったオッサンなのだ。嗚呼、ここまで無邪気にノイズミュージックを聴いたことが己にはあっただろうか。ここまで平等にあらゆる音楽を愛している人間であっただろうか。芸術家の理想的な姿の一つだと思う。
ただ単純にニチアサからインキャパシタンツとかメルツバウとかSachiko MとかDerek Baileyがかかってるだけでもうゲラゲラ笑えるのに。すごい番組だった、ここまでテレビで強烈なものを見るとは。
