五月二日、晴れ時々雨。
朝7時半起床。朝カスタマーサポート。
ニチアサ。カスタマーサポート。
ギターのクロマチックな基礎連をする。
春天の前に少しだけ気絶。
春天を観る。アリストテレスは4着、ワールドプレミアが1着。カレンブーケドールは3着に入り込む。なんもわからん。
夕方カスタマーサポート。
和食、カブの甘酢漬け、豚の生姜焼きニンニクの芽入り。
ソ連が消え、共産主義の希望を失いつつも資本主義の限界を感じる人々がどのように戸惑うか。
木澤佐登志氏の筆さばきによる語り口は実に軽妙で面白いが、ここに登場する人物達の求める未来については全く同意できない。シンガポールや香港を理想の都市とするネオリベの白人男性達がインターネットと科学技術によって新たな黙示録を求めてるが、そのビジョンはあまりにもお粗末な三文SFのような夢物語でしかない。
エリートである自分たちの「自由」が愚かな大衆による「平等」によって害されている、その自分たちの「自由」をいかに貫き、そのために「平等」を破壊するための言い訳をこねくり回している、そのことに尽きる。
マーク・フィッシャーの主張に関しては若干興味がある。カーティス・ヤーヴィンやニック・ランドには何も同意できない。このような世迷い言が流行っているのか、思想はともかく読み物としては面白かったよ。