生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

母校でバッドに入った話

八月二十三日、曇り。

インドが月面探査線の軟着陸に成功。甲子園決勝慶應義塾高校優勝。

8時起床、朝カスタマーサポート。

気絶13時。

カップ麺を主への宥めの香りとする。

なんとなく周囲の圧によって甲子園決勝をつける。

球児達はまっとうな試合をしているのだが周りの大人の醜さ、世間の怨嗟の声、そしてその対象が自分の母校であるという中途半端なアイデンティティが己を地獄に堕とす。

最終的に母校は優勝したのだが全く嬉しさを感じない。別に野球をやっていたわけでもないから関わりがないといえばないのだ。同じ高校だから何だというのだという気持ちと同時に、何故自分が所属していた組織にこうも醜い老人が巣食って仕組みを作り上げているのかという反発心、なぜそうまでしてその組織を貶めようとする人々が沢山いるのかという苦しみが全て同時に襲いかかる。何も嬉しくない。浮かれたOB達、OBですらない大学から入ったのにさも母校のような顔をして寄付金を入れている人々のように無邪気に盛り上がれればまだ幸せだったものを。俺のアイデンティティが引き裂かれている。今月一番のバッドに入る。

この感情をわかりやすく喩えると「時々暴力を振るってくるが普段は優しいパパが『素敵なパパなのね』と他の家族から褒め称えられている」に近い気がする。無論勝手な想像にすぎないが。

ピアノの練習。

夕方カスタマーサポート。

ハヤシライスを主への宥めの香りとする。

この話はおしまい。