生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

疑わしきはなんとやら

十二月二十七日、晴れ。

大川原化工機冤罪事件勝訴。松本人志がどうのこうの。

8時起床、朝カスタマーサポート。

外出する用事に合わせて映画館へ。

『窓ぎわのトットちゃん』を観る。怪作。戦前の上流階級の暮らしを事細かに描いているディティール、これでもかと重ねてくるアニメーション演出力やキャラクターの演技、前半はそれらに情熱と誠実さを感じていたが後半になるにつれそれらが狂気じみて感じられるようになってくる展開。『この世界の片隅に』のような側面もあるのだがそこに『野原ひろし 昼メシの流儀』でも混ざってしまったかのような、もしくはスタッフが吉本浩二漫画の登場人物なんじゃないかというような。シテが取り憑かれたかのように突き進んでゆく。ハイクオリティなアニメーションなのだが俺はこれをどうしたらいいんだ。

昼食難民。

銀座ロゴスキーのロシア料理を主への宥めの香りとする。

仕立てたスーツを受け取って帰宅。ケーキを食べる。

夕方カスタマーサポート。

味噌鍋を主への宥めの香りとする。

23時半解放。