生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

ギターのことを考えながらベースを打ち込んでゆく

十一月八日、晴れ。

9時過ぎ起床。アイカツ!を観ながらご飯を食べたりひなたぼっこをしたり。

正午あたりから気合と本腰を入れて仕事。開始。

ギターを弾くぞと気合を入れてみたものの、一番必要なパートはエレキベースなのではないか?という解答に辿り着き、ベースを打ち込んでゆく。リッケンバッカーの音源がステレオ出力なので無理矢理位相を広げなくても元から音像がステレオにできて有り難い。心のレミー・キルミスターを呼び出しながらベースを考えてゆくが、気がつけば心のロジャー・グローヴァー、もしくは心のギーザー・バトラーに入れ替わっている。そういうものだ。

ギターもどういったフレーズ、どういった音色を入れたらいいか考えてPendulumのライブ映像なぞ見ていたのだが、Rob Swireが持っているヘッドレスギターのようなチャップマン・スティックのようなものが気になって調べていくとどうも21世紀にもなってギター型MIDIコントローラーである。あのハードオフでゴミのような値段で扱われているCASIOの奴の末裔である。

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まぁそういう風に脱線していってどうもギターを入れるより歪んだベースを足した方がいいんじゃないか?となって前段に至る。あとギターのピックアップも調べ始める。

今のレスポールの木目は最高に気に入っているのだがサウンドはどうも低域が出すぎていてもう少し改善したい。ギターは半分道楽というか、プロのギタリストほど弾けるわけでもなし自分のテンションを上げるためのツールなのだが良いピックアップになればテンションが上がるのは自明である。ピックアップごとの弾き比べもYouTubeに上がっている良い時代になった。文章だけでオカルトめいた情報を頼らなくても良い。散々聴き比べした結果Gibson 57Classicが一番欲しい音に近いのではないかという結論に至る。次点でセイモア・ダンカンのスラッシュシグネイチャーのアルニコII。

そういった脱線の果てに無事進捗があり、8割9割アレンジができたんじゃなかろうかというところまでたどり着く。ユニゾンは大事、ユニゾンを馬鹿にしてはいけない。10代の頃渋さ知らズで学んだことに戻ってくる30代。

ギターの録音はなんかまぁ明後日あたりにすればいいでしょう。

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ギーザー・バトラー(ブラック・サバス)が持ってるこのベース何なんだ?どこ製なんだ?諸説ありすぎるが改造にせよフルスクラッチにせよジョン・バーチが関わっているということは確からしい。

編曲をしているかギターやベースのことを考えているうちに一日が終わる。ギターのこと好きなんだな。ギターは俺のこと好きじゃないみたいだけど。

電話とメールと筋肉の追い込み

十一月六日、曇り。

わりと気絶しており、起きたら午後12時半。

メールを確認してボンヤリしているところに電話が来て起きる。

昨日の鍋の続きを食う。

メールと電話による事務的な確認のやり取り、およびデータの書き出しや投げあいなどをしているとあっという間に15時過ぎてゆく。これも必要な仕事なのだが何かやった実感が得難いものである。

夕方、諸々の雑務をどこまで今日こなすか悩んだのだがまず医者へ行く。医者薬局の後にもう銀行は閉まっていると判断、しかし役所はまだ間に合うのですべりこみで役所へ行って実印登録。その足でそのまま体育館へ行って筋トレ。久しぶりのデッドリフトとスクワットを行って死にかける。

帰宅、勢いでリングフィットアドベンチャーを行って肉体にダメ押し、肉体がダメ。

米を炊き、風呂に入り、メシを食い、雑務を片しながら『デトロイト』を途中まで観る。

 

FKA Twigsのことを「なんか流行っててみんな聴いててカッコいいやつ」ぐらいの認識しかしていなかったのだが、次の新譜も出ることだし適当に聴いていて一番いいなぁと思ったのがコレ。コントラバスの置き具合、存在感にセンスを感じる。

 

ハレトキドキのフルアルバムが出ましたね。brinq氏との距離が近いような遠いような、ずっとそういう関係なのですが。

80年代がリバイバルするんだよなぁというのは10年前からぼんやりと感じていたことなのだが、それがシティポップと冠して70年代まで含むカテゴリとセーラームーンWink、杏里あたりを記号的象徴として捉えて90年代まで含むカテゴリの2つになるとは当時は予想できなかったし、今でも後者についてはつかみかねている。バブル、かつて一番ダサいと思っていた時代だから。

GET MY LOVEの2-stepミックスが一番ツボでした。

昼食にナポリタン、夕食に鍋

十一月六日、晴れ。

田代まさし逮捕。薬物中毒者に対する偏見が悲しい、もしくはこうやって少しずつ理解が進んでゆくのか。

10時頃起床。次の進捗どうですかが現れる。困る。

Mini Moogがベースとしては良いがリードにするとヌケが悪いのはソフトゆえなのか、実機でもそうなのか。

ノルマその1を午前中に終わらせる。午前中が締切のものを午前中に終わらせたのすごくないですか?

一旦気絶。15時ぐらいに起きて腹が減る。自炊をする猶予が生まれたので腐りかけのピーマンの使える部分を全部入れてナポリタンを錬成。野菜を沢山食べる。野菜を沢山食べるのはいいことなのだ。

少し寄り道をしながら色々考えて歌詞を捻り出して録音、編集。ノルマ2を終わらせる。

本日中のノルマを2つ終わらせたが進捗どうですか?も発生しているので首の皮一枚で進んでいる感が非常に強い。昨日までが修羅すぎたのでこれからは全部良い方向になっていると言い聞かせながらこれを切り抜けてまいりましょう。

フリーランスの社畜

十一月五日、晴れ。

昼も夜もなく、半ば徹夜のような調子で曲を作って5時頃に寝て14時ぐらいにワープする。先週の自分のツケではあるのだが、もう何がなんだか。

一応今日のノルマを無事達成する。次のリテイクが明日のノルマとして発生するのだが。

適当にメシを食って(本当に雑なメシ)、曲を作り、気絶し、曲を作り、メールをして、電話会議をして、曲を作り、人間とは何か、ワタシとは。

死ーん。

アビーロードのリマスターがめちゃめちゃ位相をいじっていて今っぽいのだがエンジニアはファンに殴り殺されないだろうか

十一月四日、曇り。

YMCKのリリパに行けない。

旅館にテレビがあったのでつけてみるとワイドショーでやっている内容が「いかがだったでしょうか?」の映像版でもの時間のテレビはダメだにゃあという気持ち。

山形の蕎麦を食って、新幹線に乗って、夕食にココイチを食って。

週末に完成できなかった曲を無理矢理にでも完成させなければいけなくなり、無理矢理昼も夜もなく、なんだか翌朝午前5時に寝たりする具合で作ってゆく。地獄!

「健康と幸福、温かな人間関係」

十一月三日、曇り。

文化の日だなんぞと言うが明治節GHQが無理矢理変えた日であるからして何が文化であるのかわからない。休みが多いのは良いことに感じられるが、残念ながら私は祝日に関係なく振り回されるので休みの恩恵も特にない。

法事が行われる。法事の後食事をして、ついでにその食事をした旅館に泊まって温泉に入る。東京を離れている間は締切のことも忘れて過ごしていたほうが健全、もう忘れて健全。仕事を忘れる切り替えが大事。

締切突破後弾丸法事ツアー

十一月二日、晴れ。

横山健の新しいギターが出たんだってね。搾精病棟作者あとがきがヤバい。いいですね。

週末にいわゆる法事があるため新幹線に転がり込んで山形へ向かう。最中BOSEノイズキャンセリングヘッドフォンでグールドのバッハを聴き続ける。限りなく真っ白な部屋で聴くグールドに近い、ノイズキャンセリングヘッドフォンありがとう。

山形へついてヘトヘトしてどら焼きのもてなしを受けた後すき焼きを食べる。山形牛、大変美味しいのだがこの後に自身の体重が最高記録を突破して現実を突きつけられる。

 

猫も杓子もサウスでトラップかというとそういうことはなく、イーストコーストは健在。Guruは亡き人であるがDJ Premierは現役であることを示してくれる。プリモはやっぱり最高だよ。

 

新幹線でイギリス組曲を聴きながらワープ。