生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

台風後のエクストリーム京都

八月八日、晴れ時々雨。

夜中に台風直撃は終わり、不安定ながらも晴れてくる。

うどんを食べ、京都御苑へ。

デカい。とにかくデカい。いわば本場の皇居なのでデカくないわけがないのだが。

全部は回れないと判断して京都御所の中を観る。これで名実共に上洛を果たしたと言える。

紫宸殿が一般公開されているなど中々有り難い。ただ建物はほとんど安政などの幕末に再建されたものなので歴史としてはやや浅い。その分散々増築してきたのでスケールはとんでもないことになっているのだが。

天気雨が終わりカンカン照りの日差しの中、京都のそば、かぼすみょうが蕎麦を食べて次の目的地を決める。

三十三間堂へ。これも修学旅行のように定番の場所だが行ったことがなかったこと、そして知人から勧められていたので念願。1001体の観音菩薩もクレイジーだが二十八部衆も中々のクレイジー、よい表情をしている。何より三十三間堂後白河法皇離宮であり、平清盛が寄進して建てたという平安時代からの貫禄が強い。これが当時は極彩色の建物だったと聞いてこの1001体の仏像はさぞサイケデリックに映っていただろうと想像する。ゴアじゃん。そして江戸時代にここでエクストリーム弓道大会が開かれていたのもクレイジー。もう仏像何も関係ないじゃないか。

もう一つ行けるだろう、勢いで南禅寺へ。南禅寺水路閣はあまりにも期待しすぎていたのだが実物がおもったより小さくてショック。それでも風情はあってよろしい。三門の佇まい、渋さ、その近くで寝そべって空を見た時の開放感。良い。庭園も良い予感がしたのだが既に閉門しており断念。

かつてKANEKUREのジャケを描いてくれた虚構老人ぬらぬら先生の個展が京都で行われているので観に行く。奨学金、頑張ってください。

川床で夕食を、と思い先斗町などの方面へ向かうが川床は予算オーバーなので屋内で餅料理を頂く。食後に鴨川を眺めて川床成分を補充。終了。