生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

跳ぶ前に見よ

幾許か、良い毎日を送れていると思う。

己の発する言葉、発するべきか悩んだ言葉が大抵軽率であったと悔いる事が増えた。思慮深くなったのだろうが、一方これでは雄弁たり得ないのではないかという疑問が頭をもたげる。まず思考の整理を優先しよう。芯となる言葉があればどうとでもなるはずであり、思いとどまる言葉は大半が些末なものに過ぎないはずだ。

やる気もしくは精神力の足りなさを切に感じている。一つ一つの物事を推し進めるのに使う精神コストが大きい。それは病なのかもしれないし、やっていることが心の底からやりたくないことなのかもしれない。或いはその両方という可能性も有り得る。やるべきでないことなのなら辞めるべきだし、やるべきことであるならそれは考えすぎず、熱に浮かされるまま勢いで成し遂げる力が必要だ。見る前に跳べという奴かもしれない。それは大江健三郎かもしれない。読んでいないかもしれない。