生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

ダウナー気分で国歌を聴いていると大体終わる

十月十六日、曇り。

9時起床。

台風が過ぎてから急に寒くなって完全にダメになっている。

起床即ソ連国歌を鍵盤ハーモニカで演奏し始める。何故。ド頭のデーンがコードだとただのCであることに驚く。クラシックだと超強力なトライアドが鳴っていることがよくあるのだな、やはり。

以前からどこか一つのオーケストラや音楽隊ではなくそれぞれ自国の音楽隊が演奏した国歌たちをまとめて聴きたいと思っていたのだが、Spotifyであればそれが半分ぐらい叶えられることに気付き、National Anthemなプレイリストを垂れ流しにする。バングラディシュの国歌などが中東の音階混じりで美しいものであった。以前アルメニアソビエト社会主義共和国の国歌がアラム・ハチャトゥリアン作曲で非常に格好良く感銘を受けたのだが、国歌にも色々なものがあって面白い。ケニア南アフリカなどもアフリカと西洋音楽が融合していてユニークだ。旧共産圏の国歌は大体厳しくて大仰なものが多い。ルーマニアの国歌は歌詞にトラヤヌス帝が出てきて「この国は本気でローマの末裔を自称しているのか……」と衝撃的であった。

また、EUの国歌(アンセム?)がベートーヴェン第九の「歓喜の歌」であること、これをドイツ語で歌うことがキリスト教礼賛につながるとして日蓮正宗が禁止を求めて創価学会が独立することになったとかなってないだとかいう与太話も知る。

ViennaのTuttiのみの音源が無料だったので入手、Tube-Techがセールになっていたので購入、すでにブラックフライデーの魔の手が迫って来ている。

ここまでしてから朝食を食べなければと我に返って飯を食うが寒い、満足感がない。やる気がでない、虚無。布団に入ると夕方にワープしている。

初ボディトークへ行く日だったので遠出。手首を触るだけで的確なカウンセリングが行われる、まだ科学とエビデンスだけでは説明し切れない領域のメソッドは沢山あるようだ。少し頭が軽くなり、背筋が伸びて帰宅。