九月十八日、曇り。
子を送る。
自由に過ごす時間だ!と思うと無意味に時間を浪費してしまう人間の性。
ギターを触る時間は沢山作れた。ベーシストの性として今までルートを弾いてしまっていたがルートをオミットして3rdからのコードを弾いても良いのだという学び。そのことによってボイシングのバリエーションが無数に生まれる。コード楽器の連中はこんな楽しくて難しいことをして遊んでいたのか。度し難い。
世界のアソビ大全51を買う。ホイジンガの話を読んだせいか。遊びとはなんぞや。文脈の多いビデオゲームばかりやってきたが、別にそれだけがゲームではないのだな。むしろビデオゲームの文脈の上での遊びしかできないというのは遊び方の幅が狭いのかもしれない。遊びの幅に遊びがない。
ステーキを焼く。中をレアのまま焼いて余熱が落ち着くまでアルミホイルに包んで、それから切って食べる頃に冷めてない肉なんてどうやって作るんだ?
気がついたら夜ふかしでしんどい。日記を書く頃には眠気と疲労で何が合ったかを思い出したり頭の中の考えをまとめるような力は雲散霧消している。