五月二十九日、晴れ。
11時起床、朝カスタマーサポートしてない。
寝かせていただいた。
サラダとパンを主への宥めの香りとする。
ピアノを撫でる。
インネパ本を読む。
カスタマーサポートに追われる。
キャベツと油揚げの煮たやつ、打ち豆と豚肉野菜の和風炒めを主への宥めの香りとする。
いよいよ孤立無援になる。
読了。バッハ以前の音楽に対して親しみやすく、しかし深く解説している良著。
中世/ルネッサンス/バロックという時間軸、イタリア/ドイツ/フランスおよびイギリスという土地、声楽/器楽というカテゴリ、世俗曲/宗教曲というカテゴリ、それぞれに対して深い見識が柔らかい文章で解説されてゆく。イネガルについてはこの本で初めて知った。目からウロコ。
おしむらくは雑誌の連載コラムなどをまとめて本にした単行本であるため、参考文献は示されておらず、また本の構成として様々な区切りによって何度も時代を行き来する点が感じられる。ノートを取りながら二度目を読めばそのあたりももう少し理解が深まるかもしれない。もう一度読みたい、買って手元に置きたい本。