生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

カチュンバル&パンツァー

六月十九日、晴れ。

起きて飯を食って(昨日作ったカチュンバルが本当に美味い)、メールの返信やギターの弦の張替えを行う。

その後美容院へ行って髪を切る。そのままタワレコへ行ってスカートの新譜を買い、CD市場がどうなっているのかなんとなく眺める。かつてあんなに通ったジャズや実験音楽のフロアはどんどん小さくなってゆき、K-POP2.5次元に侵食されてゆく。あの頃はアニソンなんて一枚も置いていなかったのに。移ろいゆく時代を感じる。

渋谷から新宿へ移動。少しディスクユニオンを物色、ラテンブラジル館の餌箱を漁った後バルト9でガルバン最終章第2話を観る。これでもうネタバレに怯えないで済む。嬉しい。押田安藤が何を言っていたか確認するためにもう一回は観たい。

そのまま向かいのイシバシ楽器に吸い込まれてジャンクエフェクターを漁ったりBOSSエフェクターで遊んだりしていて1時間吹き飛ぶ。OKストアで食料を買い出しして帰宅。ナスの揚げ浸しときんぴらごぼう、レトルトの美味しいスープカレー。肉はなかったが。

なんだかんだで一日起きたまま活動していると疲れる。うーむ。

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4曲筋トレカチュンバル

六月十八日、晴れ。

本日締切の4曲作れに対して残り2曲、やったるでということで仕事に励む。

なんとかかんとか4曲を夕方までに絞り出して送る。

諸雑務で遅くなってしまうが夜は体育館へ行って筋トレに成功。

朝はニラ玉。夜はカチュンバルとピカタ。カチュンバルがメチャメチャ美味くできて嬉しい。ニラ玉はワンランク上の旨味を出すためにオイスターを入れるのか五香粉や紹興酒を入れるのか、謎である。シンプルに塩が一番強いのだろうか。

天気が良いので万事調子が良い

六月十七日、晴れ。

9時起床。ウインナーと目玉焼きを同じフライパンで焼いて食べる。28cmフライパンは正義。

皿を洗い、植木に水をやり、掃除機をかけ、洗濯機を回す。完全に主夫。ここのところドタバタとしていて床が汚くなっていたので掃除機をかける余裕を確保できたのはありがたい。

主夫ムーブが終わったためラジオ体操してから作曲に取り掛かる。短い曲だが別ジャンル4曲必要なため確実にこなしてゆく必要あり。あれこれお題に対して悩みながらなんとか2曲絞り出す。

2曲作り終えたところで15時半。腹が減ったので遅めの昼飯に。摘芯したバジルが腐ってしまうのでバジルを使ってなおかつ手元にある食材で作れる料理レシピを探した結果、アボカドクリームパスタにたどり着く。生クリームを省略してバターと牛乳でクリームを作る。bamixの使い方を誤って牛乳まみれになったりするがなんとか完成。クリームパスタは油の量が異常なのでやはりたまに食べるとそれで満足してしまう。トマト系の方がアッサリとした旨味があって好きだ。

寝不足稼働時間限界で倒れる。20時あたりにおそらく起床。昼飯で散らかったキッチンを片付けて晩飯にピーマンの肉詰めを作る。ハンバーグのタネに卵を入れるのか入れないのかなどの諸流派があって混乱するが最終的に我流になる他ない。チーズもねじ込んで贅沢にする。味のMVPとしては最後にみりんしょうゆケチャップで煮詰めたタレなのだが、みりんをまともなものに変えたので風味が断然良い。調味料の一工夫で味は変わる。

リミックス案件の締切が本日だったため、残りの1割の詰めを行う。ゲートリバーブがアタック感を強調するために使えるとは知らなかった。また一つ学びがあり上達した。やはり人に意見は訊くものである。

長風呂して現在。明日もこんな風に運べば最高。

植木に水をやり、鉄のフライパンを育て、バーチャルな存在へ受肉する日常

六月十六日、晴れ。

10時頃起床。植木に水やりをすると自分も直射日光を浴びるので目が覚める。レオンがサボテンを大事にするのはこういうことなのか。サボテンは毎日水やりする必要がないが。

朝食を作る、turk製の鉄のフライパンはきちんと油を敷くとどれだけ高温にしてもコーティングが剥げたりしないのでテフロンより使いやすい。テフロンの軽さや常温から焼いてもこびりつかないことも魅力ではあるのだが、コーティングが剥げる消耗品であることにはどうしても抵抗を覚える。料理道具に愛着が湧かないのは料理のモチベーションに直結するので重要な問題だ。

サラダも気合を入れて作ってドレッシングも作るので結果的に時間的にもボリューム的にも豪勢なブランチに。

食後仕事をしようかと思うが見事に眠気。日頃の寝不足、遅寝早起きがじわじわ来ている。結局13時頃にバタリ。14時過ぎに起床。

緊急度の高い案件が一旦消えたので今週末の目標にしていた、ロマンキャンセル柿本の受肉を行う。せっかく器を作ってもらったにも関わらず受肉せず放置して4ヶ月だったので念願。一通り作って思ったのだが、動画を作って編集するというのは本当に手間がかかる。たかだが1分弱の動画を作るのに10時間ほど費やした。無論一本目で操作がわからなかったからというのはあるのだが、これは操作がわかっていても結局死ぬほどめんどくさいじゃないかと思う部分の山であった。VTuberが現れたと思ったらすぐ動画ではなく配信へ行く理由も理解できる。配信は10倍以上の時間で仕込まなくて良いし、ファンからの投げ銭がどんどん飛んでくるからだ。YouTuberというのも楽ではないらしい。

しかし金銭やら利害関係やらが発生せずほぼやりたいようにやっていたので久しぶりに「趣味とはこういうことか」と体感する。好きなことを特に誰かの評価や目を気にせずやりたいようにやった。少なくとも今回は。特に収益化できるほどやるつもりはないので今後も好きなようにやっていきたい。

youtu.be

 

鉄のフライパンを手に入れ、カオスラウンジ同窓会のようなものに顔を出す

六月十五日、雨。

強めの雨。外出の予定があるのだが。

朝turkのフライパンが届く。鉄のフライパンがなくて肉を焼くとき困っていたので非常に嬉しい。テフロン加工のフライパンを使って本当の強火で肉を焼くとコーティングがもうもうと煙になってしまって気持ちが落ち着かない。薄手なので熱も均等に行き渡らない。テフロンは消耗品なので買い換えないとどんどんただのダメなフライパンになる。鉄のフライパンは最高。

むきだしの鉄で黒錆と油膜によるコーティングがされていないため、即炙る。正直新品の鉄フライパンをイチから育てるのは始めてだったため油量の加減や炎の強さがわからない。何の油でもいいだろうと思っていたのだが強く亜麻仁油を推す人物がいたので亜麻仁油で行う。オレイン酸が多い方が四酸化三鉄が発生しやすいらしい。家はもうもうと油の煙で一杯になりどこぞの装甲騎兵かと思うほど鉄と油の匂いのする家が完成。むせる。

試しに豚ロースを焼いてこんがりと仕上げる。輪切りトマトを載せてレタスで包んで食べたらお前ハンバーガーじゃねーか、というツッコミが入る。自分で入れる。

池袋で行われるインターネット同窓会に参加。カオスラウンジの前身のポストポッパーズの更に前身のようなコミュニティ。自分はポストポッパーズ~カオスラウンジ期に出入りしていたが。ほぼ全員絵描き。突然始まる家庭や子供の話。これが10年の歳月か。これが同窓会なのか。インターネットでも同窓会が生み出されてしまうのか。もっとただただ落書きやスマブラをしているような集いだと思っていたので軽く面食らう。黙々と全員人生のステージが当時と違うことだけは確かだ。真剣喋り場が開かれている中、ドクターマリオメタルスラッグ3をやっていた人間がそれに対して何か言えるのかどうかは謎だ。

池袋から帰宅。0時になるのに鶏胸肉をturkのフライパンで焼きたくなる。キレイな焼き目ができて嬉しい。嬉しいのだが翌日胃もたれすることに。なんとなく予想はついていたが、避けられない運命。

またこれで一旦開放される

六月十四日、晴れ。

やたらと新聞やニュースを読むことが本当に正しいのか。ニュースで情勢を知ることは大切だがそれに付随する床屋政談にはどれほどの価値があるのか、ほぼないと思いながら眺めてしまう自分の怠惰さを恥じる。自分の生活があり、そのために世の中の動きがある。順序を誤ってはならない。

勢いでDMM英会話のアカウントを作ったら無料体験レッスンが3日限定でカウントダウンされてしまい、一回受けておくかと受講した結果、見事言葉に詰まってハウキャナイセイ。何も単語が出てこなくなって詰まること多数。これを重ねるうちに喋れるようになってゆくのだろうか。

よくないインターネット、なれない英会話、不健康な生活リズムで気絶。飯を作る気力なし。

14時半から17時半ぐらいまで気絶。「でかした!実験は成功じゃ!」と叫びながら起床。

新しい案件の打ち合わせをして情報を探り、そうこうしているうちに今日締切の方の修正の存在感が上がってゆき徐々に徐々にプレッシャーとなりにけり。

妻が帰宅し、とりあえずうどんをすすり、韻を書いてはキレイにハマらず、ハマると思いきや舌が回らず、悪戦苦闘を繰り広げ0時に書き出し提出。

農村のデータ出しのためにレガシーなプラグインを入れ直して書き出してをしていたら1時。

明日はインターネット同窓会である。なんも準備してないしなんも覚えていないのだが。

銀ブラホロコースト

六月十三日、晴れ。

運動をするとパキッと目が覚めて良い。本当に良い。

昨晩作ったキーマカレーが本格的すぎて胃腸をやられる。

あまり重くないものを……と考えてずっと使いあぐねていた蕎麦粉を開け、蕎麦粉ホットケーキを作る。ふわふわに作るにはヨーグルトやバタークリームなどあらゆる水分や油分をつなぎとして使わないとダメだが味のバランスも左右されるため非常に難しい。ひっくり返す難易度も上がるのでこれは修行の余地あり。

ちょっといい鉄のフライパンと父の日の贈り物を探し求めて銀座へ。

色々と脱線してウィンドウショッピングを行う、本屋で『増補 普通の人びと: ホロコーストと第101警察予備大隊』を買う、Dover Street Market Ginzaを冷やかす。

昼過ぎに池波正太郎が愛した資生堂パーラー本店へ。入った瞬間のバターの香り。ダシは効いているが塩気は控えめ、上品なフレンチをカジュアルに食べられる幸せよ。ちょっとした祝い事の時に訪れたい味。

なんだかんだで日は暮れて帰宅。リゾットに再挑戦。ドライトマトが消える。

ドライトマトパルミジャーノ・レッジャーノがあるととんでもなく美味くなる。これでポルチーニ茸が入ったらどうなってしまうんだ。

そうこうしているうちに一日が終わる。

増補 普通の人びと: ホロコーストと第101警察予備大隊 (ちくま学芸文庫 (フ-42-1))
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