四月九日、雨。
青識亜論減給。ドヤコンガ騒動。
7時半起床?朝カスタマーサポート。
眠い。
ピアノを撫でる。
恵比寿、鍼。
刀削麺を主への宥めの香りとする。
帰宅。買い出し。
好転反応でめちゃくちゃ身体が重くなりしんどい。
焼き餃子を主への宥めの香りとする。
24時前解放。
四月七日、曇り。
台湾の地震復旧作業続く。陸自第32普通科連隊が「大東亜戦争」。
8時前起床、朝カスタマーサポートしてない。
ぬるぬると躱していくとプランが固められてしまう。
冷凍チャーハンを主への宥めの香りとする。
外出カスタマーサポート。
15時過ぎ撤退。
ピアノを撫でる。
夕方カスタマーサポート。
蕎麦屋風カレーライスを主への宥めの香りとする。
22時前解放。週末をなんとか乗り切った。
ラム酒を少量ちびちびやる。キャプテンモルガンやクラーケンやディプロマティコのようなブランドが台頭している。酒飲みではないのでわからないがどうもいつまでもロン・サカパやレモンハートだけではないらしい。わからん。
四月五日、雨。
日経平均下がる、花見インバウンド、サッカー部員に落雷。
9時前起床。朝カスタマーサポートしてない。
家の本棚を減らしてアウトソーシング行為を行う。文庫やら新書やら漫画はただ悩んで段ボール箱に突っ込めばいいが、同人誌となるとまず手元の仕分けやソートからすべてをやり直さなければならない。クロネコヤマトの6号段ボールを開け閉じして大きさがバラバラの本を出しては詰めて、並べては悩み、どの箱に誰の本が入っていたか神経衰弱を行い続ける。
続けてかれこれ15年ぐらい溜まったコミティアの同人誌の中から厳選されたものを眺めていると2010年代の葬式をしている気持ちになる。懐かしさと共に「当時大好きだったけれど今そこまで刺さらないかもしれない」という感覚がいくつかの本から湧き上がってくる。大切にしながらも別れを告げなければいけないような、やはりカルチャーへの葬式。あの頃にはああいう場があって熱意が渦巻いていて、全て過去の話になったのだと受け入れる儀式。オタクのペイシェントジャーニー。
そうこうしているうちに15時半。ピアノを撫でる。
混合厚削り節で出汁をとり、大根を煮る。ブラジル産の鶏もも肉を焼いてから玉ねぎ人参と共に煮込む。スパイスとカレー粉を入れる。最後に片栗粉でとろみを付ける。
蕎麦屋風カレーライスを主への宥めの香りとする。
夕方カスタマーサポート。
22時半解放。
ネトフリ三体を流し見する。本当にファスト三体だ。それでもまだお膳立てしか話が進まないのだが。
サム・ゲンデルとかよくわからないけど新しいの出てるから聴いてみるかーと何もわからずEarth Flowerを聴く。バーモント州のRuth GarbusがLAのSam Gendel、トロントのPhil Melansonと一緒にやっているプロジェクトらしい。フリー・フォークとかサイケデリック・フォークというジャンルに入るのだろうけれど本能や感覚というよりはロジカルにそれが構築されているような気配がする。M-3のWinnowに至っては十二平均律ではない調律のピアノにあわせてボーカルも平均律ではないメロディを歌い始める。他はもう少し素直な曲なので突如ねじ込まれて動揺してしまった。こういうことをサラッとやってのける人々、恐ろしい。
四月四日、曇り。
裏金処分がドタバタとしたままドタバタしている。
7時半起床、朝カスタマーサポート。
眠い。ボンヤリと寝たり寝られなかったりで13時になる。
鶏皮の茹で汁で作ったチャルメラを主への宥めの香りとする。
飯を食いながら『ポップスが最高に輝いた夜』を最後まで見てしまう。We Are The World録音のドキュメンタリーなのだが借りてきた猫のようなボブ・ディランとそれをほぐしてやるクラスの悪ガキのようなスティーヴィー・ワンダー、始終学級委員長のように走り回って目に焦燥感が溢れ返るライオネル・リッチー、問題児クラスを仕切るクインシー・ジョーンズなど様々な様子が面白い。美談ばかりに語られがちなエピソードの中に「プリンスを呼べる人間」としか扱われていなかったシーラ・Eの悲しみが本人の口から語られていたところが影を落としており、無邪気なシンディ・ローパーや純真な乙女のような言動のダイアナ・ロスと対照的でドキュメンタリーの価値を高めていたと思う。
「亡き王女のためのパヴァーヌ」の盛り上がるところで入るハープの部分をスコアで確認してみると思ったほど大したことをしていないので驚く。五線譜が苦手なままコードだけ学び、芸大和声やクラシックのスコアと縁のない暮らしをしてきたので向き合う時が来たのかもしれない。
夕方カスタマーサポート。医療カスタマーサポート。
レトルトのグリーンカレー、塩昆布キャベツを主への宥めの香りとする。
23時解放。ピアノ弾けなかった。
ジャンプコミックス50%ポイント還元フェアに金を吸い取られている。50%ポイント還元は半額ではなく33.3%オフである。還元されたポイントを見て自分が費やした金額を知りたくない。目を向けたくない。助けてくれ。
四月三日、雨。
8時起床、朝カスタマーサポート。
IKEAから届いた超特大家具の組み立てミッションが昨日から引き続き存在。
昨日手に入れた六角ビットをMakitaの電動ドリルと組み合わせてガシャコンガシャコン進めてゆく。
重労働のためUberEats券を使用、牛肉刀削麺を主への宥めの香りとする。
午後もガシャコンガシャコンやっているうちに「コレはIKEAの家具の組み立てという体をなしたマニュアル大工仕事なのでは?」ということに気がつくが時すでに遅し。
15時頃完成。後片付けが終わりきらずにタイムアップ。
夕方カスタマーサポート。
スズキのアラの潮汁、とんかつ卵とじを主への宥めの香りとする。
22時半解放。
なかなか肉体的にしんどい。
バッハ弾きといえばやはりグールドがおり、全く別角度としてリヒテルがおり、古い世代だと自分の中ではヴァルヒャ、そして新世代(?)ではシフ等がおりこれだけ層が厚ければ他に入り込む余地はないだろうと思っていたところにジョアン・カルロス・マルティンスはスルッと入り込んできた。明快なタッチで陽気、カラッとした快男児だがバッハと向き合う思慮深さは確実存在している。なんだか司馬遼太郎の小説の主人公みたいだ。
これは全集を持っていてもいい、欲しいな……と思うと大手メジャーレーベルではないリリースかつ95年頃に出してそのまま廃盤となっておりフィジカルの入手はかなり難しそうなので配信で徹底的に聴くのが誠実な姿勢だろう。
骨折とそれによる神経の損傷からのリハビリによるカムバック、暴漢に襲われて脳を怪我、神経手術に失敗して右手が一切使えなくなる、普通の人間なら音楽家生命を3回ほど断たれているにも関わらず指揮者としての活動を重ねた末にバイオテクノロジーを駆使したグローブをつけて彼は再度バッハを弾いている。
逸話もすごいがコレを抜きにしても最初のカムバック後の録音もまた素晴らしい。
四月一日、晴れ。
自民党厳罰化。
8時過ぎ起床、朝カスタマーサポート。
薄いマットレスで寝たのでとてもつらい。電話をかけるミッションなどもあるので寝ることもできず緩慢に午前を過ごす。
昼寝チャンスを逃す。
エイプリルフールのつまらない嘘を眺めているうちに時間は過ぎてゆく。クィア・ベイティングって一体何なんだ?それは本当にクィア・ベイティングに該当するのか?そこから考える。雰囲気に流されないように。
レトルトカレーを主への宥めの香りとする。
忘れ物を探したり図書館へCDを返したりしているうちに午後の時間も過ぎてゆく。
夕方カスタマーサポート。
唐揚げ野菜ポン酢炒め、豆腐とわかめの味噌汁をを主への宥めの香りとする。
23時解放。ネトフリ三体を観る。一見さんにはこれぐらいバッサリとしたダイジェストが良いのかもしれないが原作履修をしていると「そりゃあんまりだよ」という気分になる。