生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

マーキュリーの箱

五月一日、雨。

シオニズムデモ拡大のコロンビア大にNY市警突入。

7時起床、朝カスタマーサポート。

4時間睡眠しかしていないらしい。

10時半から11時過ぎまで気絶。

家族を迎え入れる。

生キャベツとんこつラーメンを主への宥めの香りとする。

チマチマとしたチュートリアル。ほとんど全て忘れていた。

昨日めしを山程こしらえておいたのでなんとか全て順調に事が進む。

夕方カスタマーサポート。

ブリ大根、アラ汁を主への宥めの香りとする。

わちゃわちゃと細かい家事や対応をしていると終わる。これがナノムゲンフェスという奴なのか?

0時までに寝たい。

open.spotify.com

カザルスが弾くベートーヴェンのチェロ・ソナタはさすがに音質が気になってあまりしっかりと聴き込んでこなかったのだが、シュタルケルの録音なら音が良くて聴けるのでは……?マーキュリーの箱が欲しくなってきてしまう。そんな金はない。

のびのびと したい

四月三十日、曇り。

選挙の結果。相場の変動。

8時起床、朝カスタマーサポート。

自宅の乾燥機の調子が悪く洗濯物が山のようにあるためコインランドリー行脚を行う。

12時半ダウン。13時過ぎ再起動。

水餃子を主への宥めの香りとする。

リアラを処理する。全然やりたいことができない。

大根やキャベツが信じられないほど高い。

夕方カスタマーサポート。

ブリ大根、ブリの潮汁を主への宥めの香りとする。

23時解放。おかしい。前倒しだったはずなのに。

 

Je t'aime, je t'aime... でもお金がないの

四月二十九日、曇り。

ドル円が160円台までうろつく。

7時起床、しんどい。

10時から12時まで気絶。

公園カスタマーサポート。

インネパカレーを主への宥めの香りとする。じゃがいもの美味さが理解できてきたかもしれない。

帰宅、即見舞い。電車に揺られる。

物資を届け、見舞いを済ませてまた電車に揺られる。電車の中で居眠りをするという贅沢を久しぶりに味わっている。

もう外は暗くなっていたのだが諸事情により公園カスタマーサポートが発生。

日没公園カスタマーサポート。

鶏キャベツ、鶏大根を主への宥めの香りとする。

22時解放。

もっとゆっくり寝ていたい

四月二十八日、晴れ。

立民3勝。

8時前起床、朝カスタマーサポート。

BDで『となりのトトロ』を流す。こんなに日高のり子の声の存在感のあるアニメだっただろうか。

11時半から13時まで気絶。

のそのそと準備をして公園カスタマーサポート。

バスボムを作る。公園公園公園。

帰宅。

イカと新たまのパセリレモン炒め、豚とニラの山賊焼きを主への宥めの香りとする。

22時半解放、疲れた。

子が産まれても平常運転を保ちたい

四月二十七日、曇り。

ジンバブ円は盛りすぎだと思う。小笠原沖で大きな地震

7時前起床、朝カスタマーサポート。

タクシーに乗って葛飾へ。お付のものとして荷運びをするが受付門前払いを受けて電車に乗り帰る。電車で居眠り。

帰宅してなお眠い。正午から14時半まで気絶。

カレーを主への宥めの香りとする。

呼び出しがかかり再度タクシーで葛飾へ。子の誕生を見届ける。

また同じように電車で帰宅。行ったりきたりしている移動時間だけで一日が終わってゆく。

冷凍していたカレーを主への宥めの香りとする。大豆たんぱくなのでチリビーンズのような味がする。

夕方カスタマーサポート。

22時半解放。

open.spotify.com

セル指揮、カザルスによるドヴォルザークのチェロ協奏曲を聴いていた。他の奏者で聴いたことがないのだがコレも音質が悪くて以前からなんとなく聴くのを避けていたのだがやっと通しで聴けている。ドヴォルザークってメロディメイカーというか明快で元気の良い人だなぁ。

経済のことなんてなんもわからないからね

四月二十六日、曇り。

円安157円台。

8時起床、朝カスタマーサポート。

帰宅してまた12時まで気絶。

冷凍チャーハンを主への宥めの香りとする。

ヘルプの人間をもてなす。

ピアノを弾きそびれる。

牛肉と様々な冷凍食品を仕入れる。

カレーの仕込み。

夕方カスタマーサポート。

カレーライスを主への宥めの香りとする。

22時半開放。

 

『トマト缶の黒い真実』読了。

 新疆ウイグルの加工用トマト畑から話は始まる。産業と雇用のない四川省の人々や各地の少数民族が安く買い叩かれて一日に何トンもトマトを収穫する。それらは工場へ運ばれて3倍濃縮トマトとしてドラム缶に詰め込まれる。この事業を仕切っているのは「軍」「政」「党」「企業」が一体化した巨大屯田兵集団「新疆生産建設兵団」。恐らく新疆ウイグル自治区のジェノサイドや強制不妊手術も彼らの手によるものだろうが、そのエピソードはこの本では触れられない。

 3倍濃縮されたトマトのドラム缶はイタリアへ運ばれてゆき、「輸出用であれば関税がかからない」というEUの法の抜け穴を突いて水と塩によって「イタリア産」の2倍濃縮トマトに変身し、世界各国へ運ばれてゆく。当然地元イタリアのトマト生産に関わる人々の雇用はこのグローバル経済によって破壊されてゆき、残された利ざやは「アグロマフィア」と呼ばれるイタリアの食品マフィア達によって操られている。

 一方アメリカではハインツ社の巨大な食品メーカーとしての成長の歴史が語られる。創業者ヘンリー・J・ハインツはピューリタンとしての信仰から生み出した徹底的なパターナリズムによって管理された製造ラインと従業員のモチベーションを維持、フォード社より10年先駆けてフォーディズムを実現し、キャンベル社がストライキする従業員を射殺する中でもストライキゼロを達成し、時の大統領フーヴァー達から絶賛の声を受ける。そしてこれらは80年代の自由貿易の加速とリバタリアニズムへとつながってゆく。彼らもまたより安い原材料によるコスト削減を求めて新疆ウイグルから来たトマトを使うのは当然のことである。

 中国の急激なトマト産業の発展により濃縮トマトのドラム缶は需要と供給のバランスが崩れ不良在庫が生まれる。それらは賞味期限を過ぎ、蛆が湧き、真っ黒に酸化してなお買い取り手が現れる。トマト消費量世界一のリビアを筆頭としたアフリカ諸国である。デンプンや食物繊維、着色料を混ぜて赤い色に染め直した賞味期限切れの濃縮トマトはアフリカで再度トマト缶として流通してゆく。

 伝統的にトマト料理を食するガーナの人々もまたグローバル経済による産業破壊の犠牲となり、彼らはEUへ出稼ぎをするようになった。イタリアへたどり着いたアフリカ系移民を待っていたのは、アグロマフィアが仕切っているゲットーでの労働であった。NPOすら支援に来ない困窮した暮らしの中で彼らは疲弊し、心身を病み、命を失ってゆく。

 

 この本を読んでから「イタリア産」と書いてあるトマト缶を手に取ることを躊躇するようになってしまった。特に230円で手に入る濃縮トマトペーストであるパッサータは一体何でできているのかを考えるのが恐ろしい。トマト缶を使った料理が食べたいにも関わらず、恐らくその全てがどこかで偽装された不透明な食品である。食ってすぐ死ぬことはないだろう、では児童労働や反社会的勢力が関わっていたとしたら?この本はトマトペーストの産業のみに視点を絞っているがそれだけでグローバル経済の恐ろしさがこれでもかと描かれている。何を買い、何を食うか、それがどこから来たのか思いを馳せ、考え、時には手に取らない決断も迫られる。

昼にストレッチしないと無理じゃない?

四月二十五日、晴れ。

中国が有人宇宙船を打ち上げ。

8時過ぎ起床、朝カスタマーサポート。

シンクとガスレンジを盛大に洗い、掃除する。

お好み焼きを主への宥めの香りとする。

本棚を組み立てる。

ピアノを撫でる。

夕方カスタマーサポート。

ハッシュドポテト、蒸した新じゃが、ウインナー、ザワークラウトを主への宥めの香りとする。

23時解放。

 

open.spotify.com

全然わからん、C-Popのこと全然わからんけどこの曲はカッコいい。