四月二日、晴れ。厳密には春曇り。
坂本龍一死去。
7時過ぎ起床、朝カスタマーサポート。
散髪カスタマーサポート、渋谷へ。
渋谷~青山を放浪するが人間が増えすぎている。とてもうろついていいような密度ではない。人間が多いとつらい。
ピザを主への宥めの香りとする。
ヘトヘトになりながら15時頃帰宅。
夕方カスタマーサポート&部屋の片付け。
インターネットから離れたい気持ちがある程度高まり『デジタル・ミニマリスト』を再読し始める。それでも止めることができない。初めに読んだ時と同じように無意識にスマートフォンを持ち上げる己の肉体に衝撃を受ける。そして紙ではなくKindleで読んでいるので脱デジタルの文章をスマートフォンで読んでいる矛盾。
おでんを主への宥めの香りとする。
坂本龍一の訃報。偉大な音楽家であり愛聴する名盤もあるのだがどこまでも新左翼のインテリの俗物である一貫した姿勢には尊敬と軽蔑の念が入り混じっている。ジャージが不愉快で学生食堂で一人で食べている人間が不愉快でアホアホブラザーでたかが電気の人間だ。「一緒に死んでください」だ。
それを下回る俗物の己は哀悼の意と株券の気持ちを入り混ぜながら『未来派野郎』と『メディア・バーン・ライブ』を注文した。ユキヒロ氏の時のように素直な気持ちにはなれないが、合掌。