三月二十日、曇り。
恒大集団の子会社売上11兆7000億円水増し。米政府がインテルへ1.3兆円。
8時起床。朝カスタマーサポート。
外出カスタマーサポート。ボールプールを探し求める。
10時半から13時半まで無となって過ごす。
フレッシュネスバーガーを主への宥めの香りとする。
フレッシュネスバーガーと己のわかりあえない線のようなものをずっと感じていたのだが、フレッシュネスバーガーの思想には「食いしん坊」がない。モスバーガーのようにかぶりついた後ソースがこぼれることはない。物は上質だがハンバーガーのサイズも小さく腹がふくれる大きさをしていない。それでいてやや高い。「腹いっぱい食いたい」もしくは「腹いっぱい食わせてやろう」という気持ちがそこには一切ない。わかりあえないというのは悲しいことだ。味は好きなだけに。
ヘトヘトになって帰宅。CDをflacにしているうちに日が暮れてゆく。
夕方カスタマーサポート。
レトルトカレーミックスベジタブル乗せ、レンズ豆とドライトマトのスープを主への宥めの香りとする。
22時過ぎ解放。ケッケルト弦楽四重奏団のCDを取り込もうとしてメタデータのバラバラぶりに頭を抱える。英語かドイツ語か日本語かの時点で3つに割れてしまうのに、更に英語でも第1番を#1にするかNo. 1にするか、「Op. 18 No. 1」なのか「Op. 18-1」なのか「Op. 18/1」なのか、楽章はアラビア数字なのかローマ数字なのか。表記ブレが多すぎ、そして同じボックスなのにCDDBのデータがバラバラで頭を抱える。
ドヴォルザークってどうしても雄大で後期ロマン派で向き合うと疲れるな……と思っていたのだが弦楽四重奏という編成だと交響曲のようにデカくないので良い。そしてケッケルト弦楽四重奏団のモノラルで、ややデッドで、でも柔らかく芳醇な音がしっくり来る。現代の弦楽四重奏団のような精緻なテクニックは無いが呼吸あるいは言語のようなセンスが20世紀の人々にしか出せない音をしている。素敵だ。