生きるからにはそれなりに

mochilonという人のブログ

お金と時間はあっという間に消えてゆく

三月十二日、晴れ。

やれドイツ銀行が破綻しそうだ、ボーイングが倒産寸前だなどときな臭い話が飛び交う。テレビはコロナウイルスの話しかしていないので辛気臭くて仕方ない。

非常に晴れていて穏やかな春。

朝食にサラダとパンを頂いて一服、果樹園のヤバいパフェを食べに行こうかと車。

車に乗っている間は読書をすることができない。スマホの画面を見ることもままならない。雑談と音楽だけが楽しみだがカーステレオの環境を整えなければ好きな音楽をかけることもままならない。高速道路で帰省する時に感じる手持ち無沙汰なあの感覚を毎日2時間程度感じることになる。これが車社会というものなのか。テレビに巨大なステレオをつけて液晶テレビを大量にぶら下げる人間の気持ちが理解できた気がする。

そしてドアトゥードアで移動するためまったく運動がない。都会の人間は歩いて電車に乗って乗り換えて歩いて、案外歩いているのだ。車社会は意識的にならないと運動もしない。恐ろしいところだ。

今日こそは本を読むぞと意気込んでいたが、茶の間でテレビがかかっているとついそちらに気を取られて特に興味があるわけでもない話を聞いてしまう。テレビというのは恐ろしい。テレビばかり見ているとバカになるというのは本当だったのかもしれない。無論インターネットばかりしていてもバカになる。我々はバカになる外ないのだ。

強い意志もどこへやら。まったくもってなあなあで一日が終わる。テープエコーとスプリングリバーブのことを考えていたら……そんなことしてる場合なのかね。