七月九日、曇り時々雨。
ぴえん姦って何。レーニン像から針金が撤去される。ポテトサラダ。
7時起き。パンとサラダ。
昨日午後に仮眠をとった影響で入眠が遅れて眠い。午前中を半分気絶したり完全に気絶して過ごす。
昼、餃子を焼く。油なし水なしで美味しい羽付き餃子が焼けるという触れ込み、テフロン加工のフライパンで焼く前提の設計をやめてくれ。逆に難しい。
元気な子の相手をする。ほぼ個人の時間らしいものが持てない。変なあやし方をして遊ぶ。
寝かしつけてから夕食の支度をすると時間が少ない。勢いだけでパスタを作る。ナスを焼いてから入れたほうが美味いのはわかっていたのだが面倒だったので焼かずに入れたら半生になってしまった。
再発CD達を眺めていたらリトル・ビーヴァーの一連のアルバムがごっそり1100円で発売予定になっている。どこまで買うか頭を抱えていたら今回のリマスター音源が既に配信に来ている。ますます買うか買わずに済ませるか悩ましい。とりあえず聴けるのだから聴こう。買って聴かないより聴いて買わない方が良い……
七月八日、曇り時々雨。
近畿中部地方で川が氾濫、飛騨や松本辺りが大変なことになる。小野賢章花澤香菜結婚。
7時起き。子、子、子。
午前妻が寝る。夕方俺が寝る。仮眠の有無でだいぶ違う。
ULTRA-VYBEの再発CDシリーズを眺めて頭を抱える。ご丁寧にサブスクでも聴けるように配信されているため本当に欲しい盤以外は買わなくても聴けるのがありがたくもあり、いつ消えるかわからないサブスクよりはCDで手元に持っておきたくもあり。ENJAのアルバムが沢山再発されている。ENJAなんてどれ聴いてもいいレーベルだからな。
睡眠時間のおかげか今日は気持ちに余裕がある。大事。
コルトレーンが死んで一年、1968年録音のライブ盤。
ウィルバー・リトルもこの時期になるとジミー・ギャリソンばりのブンブンしたパワーコードを弾いたりするのだな……ピアノやギターのようなコード楽器がいないハードコアなトリオ編成なのでいなたくドロドロの背脂感あってヨシ。
七月七日、曇り時々雨。
中国が香港弾圧へ本腰を入れ始める。水樹奈々が結婚する。津田健次郎も結婚していたことを明かす。
7時起床。朝の儀式の後気絶。
子を医者へ連れてゆく。
子、起きているときの要求が多く一日中抱えて家の中をぐるぐる歩く羽目に陥る。毎日だな。
自分の時間を持てないことが少しずつ己を蝕んでゆく。
圧力鍋で夏野菜カレーを作る。やはり鍋系の料理は大量に作って日持ちするので一番良い。圧力鍋に放り込むと大体の素材が溶けてなくなるのでそれも楽で良い。ズッキーニやナスなどは加圧後に入れる。もっと油と塩を入れればより中毒性のある味になっただろう。
今日もギターを弾けた時間が5分くらいしかない悲しみ。
七月六日、雨ときどき曇り。
モリコーネ死す。チェンソーマンのネタバレを踏む。選挙の度に民主主義の葬式を開く奴やめろ。
7時起き。毎日。
yuisekinTVの保田塾スペシャルを聴く。
マイユのマスタードを使い切ったので蝋とコルクをこじ開けてポメリーのマスタード使用開始。胡散臭い店で安かったので買ったが、よく見たら賞味期限が切れている。胡散臭い店だからって胡散臭すぎるだろう。賞味期限間近ぐらい言ってくれてもいいじゃないか。
細切れのスキマ時間はあるのだが、何かに腰を据えて向き合う時間は全く無い。そのスキマの暇が全てTwitterやソシャゲに吸われていくことがとても苛立たしい。どうしたって集中力の必要な重めの本は読むことができない。欲望のレベルがもはや読書ではなくスーファミの頃のRPGなどストーリーがあって地道にレベルアップするようなアレをやりたいというところに下がっている。それすら叶わぬことに勝手に苛立ちを覚える。折り合いをつけなければ。
七月五日、曇のち雨。
都知事選及び都議会補欠選挙。おおむね予測通りのことが起きる。
7時起床。娘の散歩を兼ねた投票へ行く。
帰宅、朝食、気絶。体力～。
午後、『軽い男じゃないのよ』を観る。女を見下すセクハラ男がジェンダーの逆転した世界へ迷い込んで散々な目に合う話なのだが、描かれたディティールの精細さが視聴者へも強く性差別と現実のおかしさを突きつけてくる。コメディのような勢いとシリアスな作り込み、そしてロマンティックなドラマとしてのストーリーの筋。それらのバランスや温度感全ての匙加減がほどよい部分になっており映画として楽しませる中で問題を投げかけてくる佳作。
IKEA家具から解放されたと喜んでいたはずなのになんだか現実はドタバタしたままである。疲れが抜けない。ヒー。
イド・インヴェイデッドを再度観ている。1クールで畳み掛けるには多重に仕込まれたギミックや世界観がやはり速かったのではと思う。最近オリジナル作品のアニメで良作があると大抵そうだ。2クールあればもっと掘り下げられたのにというアニメ。2クール作らせる予算や人的資本が無いのだと少しだけ悲しくなる。
保田塾特番は明日続きを観る。
インターネットでの「選挙に行かない奴は人間じゃない」とでも言いたげな同調圧力は何なのだろうかと改めて思う。国民が関心を持って投票率が上がること自体は良いことだと思う反面、投票する権利を捨てる人間は非国民とでもいうような空気。また「お前たち都民が愚かだからこんな愚かな都知事が選ばれたんだから責任を持てよ」というようなことを言い出す人間。大事な権利ではあるが、義務ではない。そして選挙の結果は国民や都民の総意ではない。そして民主主義は別に終わってない。そういった基本的なことを何度も何度も自分に言い聞かせていきたい。
七月四日、雨。
佐賀県に悪いフラグが立ち、熊本は球磨川の反乱で大変なことになる。
7時起き、巨大なベーコンエッグを作る。
IKEA家具の悪夢から解放されたため、また土曜日であるため、気が抜ける。
昨日まで何か（IKEA）に追われて一日中ひっきりなしに動いていたのだが、今日は止まることが許されていると思うと途端にだらりとし始める。
かといって映画を観たり難しい本を読むほどの暇があるかというと子の相手をするので断続的な時間であり、何か一つに集中して向き合えるほどのものではないため余計に間延びしてゆく。dアニに入っていたナースウィッチ小麦ちゃんマジカルての1話を観たり。当時は２ちゃんねるで叩かれたり賛否両論であったが今となっては文化遺産のようなアニメになってしまった。大衆文化はあっという間に風化して歴史がわからなくなる。
どうぶつの森を久しぶりに起動、海に素潜りできるようになる。想像していた珊瑚や熱帯魚たちの海ではなく、無の海が広がっている。殺伐。
どうぶつの森をワチャワチャやっていたらいつの間にか夜遅くになっている。ギターも弾いたが。
特にこれといったことを行わず、だらりと土曜日が終わってゆく。良いのかこれで。これで良いのか。
ジョー・パスはジャズギターのレジェンドの中でダントツのバカテクなのだが、特に親しみを感じたりハマったりしたことはなく、なんとなくで聞き流してきた。
アンプに繋がないアコースティックなギターソロ、Virtuosoシリーズのことはなんとなく気になっていたので聴いてみたが、意外と当時の（ロック以降の）流行歌をレパートリーに取り入れているのが面白い。全く知らない曲だったのだが"Bread - If"を演奏している。1971年のヒット曲。
